横町レクイエム台本④~マルサイ~ 台本④~マルサイ~ 台本作成:森山わん太郎(@MoriyamaWantaro) 男 「な、なんだ? テメェ! 人の商売の邪魔しようっての――ぶげぇっ!!!?」 マルサイ「黙れ人間。次に話しかけたら殺すぞ。蹴りだけで済ませているんだ。感謝しろ」 男 「ぐ、う、おぉ……! おで、おでのはなが……っ! はだが曲がって血が、血があぁ……ふぐぅっ」 マルサイ「うるさい黙れ。動けば殺す、逃げようとしても殺す、抵抗しようとしても殺す、騒いでも殺す、俺の指示以外の事をすればすぐさま殺す。今すぐ殺されたくなければ、大人しく殺されるのを待っていろ」 男 「ぐ、う、おぉ……っ」 マルサイ「……まぁいいだろう。それで……そこの異界人。大事はないか?」 異界人「は、はい……あの、助けて頂き有難うございました……」 マルサイ「礼には及ばん。ついで……と言ってしまえばついでなのだからな。――おい、人間」 男 「ぶ、ぶごっ……な、なんでじょう……」 マルサイ「貴様、この辺りで異界人が売買されている場所を知っているな? 吐け」 異界人「売買先……?」 マルサイ「あぁ。この人間共は、私たちの同志を攫っては、ある時は悪趣味な金持ちの下へ、ある時は見世物小屋へ、またある時は、軍部や狂った科学者どもに売り払い多くの金を得ているらしい。そこで、だ。その売買の大本になるマーケットさえ潰してしまえば、暫くは我らが同志があの悪辣な魔の手にかからぬように出来るはずなのだ」 マルサイ「私はその糞野郎を追っていたのだが……偶然にもお前がそこにいた。幸運だったな――というわけだ、人間。吐け。そうすれば、大人しく殺してやろう」 男 「そ、そんなマーケットなんて俺ぁしらねぇ! 本当だ。今日その異界人のガキを連れて行こうとしたのだって、ちょっと頼まれたからで――」 マルサイ「ならばその相手を言え。貴様の知っている事を全て吐け。他の人間の姿を、場所を思い浮かべろ……今思い浮かんだものは全て壊して殺す」 男 「ほ、本当に知らないんだ! これ以上の情報はない! だが聞いてくれ私は、お前の質問に答えた!だから今度は俺の」 マルサイ「そうか人間。知っている事は話したか。ならば死ね。準備は出来たか?」 男 「ぐ……う、うぅぅ……ぅぅぅぅぅぅぅうううううううう……!!!うるせぇ! た、たかが化け物のガキ一匹、オモチャにしたってだけで殺されてたまるか! どうせ戦争中だって、お前ら異界人は森に隠れてのうのうと過ごしてたにちげぇねぇんだ。良いか? 俺の息子は敵の戦艦に特攻して死んだ。妻は焼夷弾に焼かれて塵になった。そんな代償払ってまで代わりに戦ってやってた人間様に貢献してくれたって、バチは当たらねぇだろうが!」 マルサイ「……は」 男 「あん?」 マルサイ「ははは……はは……ハハハハハハハハハハ!!!!!」 男 「な、なんだ? 何笑ってやがるんだ!? お前気でも狂――」 マルサイ「黙れ」 男 「うぐぉべ……!?」 異界人「ひ……っ!!! く、首、首、が、と、飛んで……!!!?」 マルサイ「だからどうした? だからどうした!!!? あれは人間どもの争いだ!!! 人間どもが死ぬのは当然だろう、人間どもが死ぬのは道理だろう!!! 代わりに戦ってやった? ふざけるな!!!! ならば俺達は何だ? 俺達はどうしてあそこにいた!? あの光景を忘れるものか、あの仕打ちを忘れるものか。くそ、クソ、糞!!!!」 異界人「な、なん、な、に……」 マルサイ「……お前、飛び散る手足を観た事はあるか?」 異界人「……え?」 マルサイ「仲間の躯を抱えたまま悲しみに暮れた事は? 談笑していた友人が突然目の前で爆ぜた事は? ロクな物資も回されぬまま、休みなく戦地を駆け抜けた事は? 仲間が弾けても爆ぜても飛んでも消えても燃えてもそれでも走らされ続け、ふと気が付けばたった一人で立っていた経験はあるか?」 異界人「……」 マルサイ「私は……幾度となく経験した。あそこに俺達の生きる権利などなかった。ただの、使い捨ての道具でしかなかった。人間に促されるまま、人間の為だけに動かされてきた。しかし、今は違う。人間どものあの馬鹿げた戦争は終わった。あの自然を、森を代償に、我々の命を代償に、終わったのだ。そして今、我々がするべきことはなんだと思う……?」 異界人「するべき……こと……?」 マルサイ「我々が我々として生きる事だ」 異界人「いきる……僕たちとして……」 マルサイ「そうだ。今までの様に人間に怯えて暮らすのでもない。人間に媚びを売りながら過ごすのでもない。我々が我々らしく、胸を張って生きていられる、そんな世界を作る事こそが、今、私達のするべきことだ……お前も来い。奴らに何をされたか思い出してみろ。傲慢な人間どもに罰を与える時だ。さぁ、私と共に来ると良い、同志。そしてたどり着くがいい。世界に人間は不要である、と……」 -結- 横町レクイエム台本③~英理~ 台本③~英理~ 台本作成:森山わん太郎(@MoriyamaWantaro) 老婆 「先生のおかげさまで、痛んどった足もすっかり良うなりましたわ。ほんに、ありがとうごぜぇます」 おさむ 「それは良かったです。では、また何か……ほんの些細な不調でも出ましたら、直ぐに仰ってくださいね――では次の方」 女の子「えりちゃん先生! こんにちはー!」 中年女「こら! あんたって子は先生に対して何よその言葉使いは!!!」 おさむ「まあまあ、そう怒らないであげてください。この子も悪気はないのでしょうから――ですが、私もれっきとした男ですから、『エリちゃん』はよしてください。ね?」 女の子「はーい!」 おさむ「ふふ、結構です。――それで、今日はどうされました? 見た所、どこも悪いところは無さそうですが……」 中年女「実はこの子、最近よく森のあった方に遊びに行くようになったんです。そこで、『いつもお友達とあそんでる』なんていうんですよ」 おさむ「おや、それは結構な事じゃあありませんか。戦争も終わって、子供が自由に遊べるようになったのは良い事です」 中年女「えぇ……私も、最初の内は微笑ましく思っていたんですの。けれど、この辺りの子じゃあないみたいで……それで気になって、そのお友達の事を聞いてみたんです。そうしたら……」 女の子「あのねー! お羽根がぶわーってなって、すっごく綺麗なの! それでね、私の事抱っこして、一緒にお空びゅーってしてくれるの!」 中年女「止めなさい!!! ねぇ聞きまして!? 子供を抱えて空も飛べるなんて、人間じゃありませんわ! ばけもの――きっと、町長さんのいう所の奇妄です! あぁ、なんて恐ろしい……噂だと、あれは寄ればうつる類の病だというではありませんか! そんなものに近付いて、もしこの子になにかあったら――」 おさむ「……お言葉ですが、彼らは化け物でも病の元でもありませんよ。どこでそんな出鱈目を聞いたか知りませんが…しかも、それを子供に言うなど……! 貴女何を考えているんですか!!」 中年女「で、でも」 おさむ「でもじゃありません!!! 大体、そのような根も葉もない噂が――」 女の子「先生! ママをいじめないで!!!」 おさむ「……! ……コホン。兎に角、この子は健康ですし、なんの心配も必要ありません。ですから、今日の所はお引き取りを――」 中年女「は…はぁ…」 おさむ「――あぁ、そうだ。君」(小声) 女の子「え…な、なぁに?」(元気は出さないで) おさむ「もしまたそのお友達にあったら、こう伝えてあげてくれませんか?もし何かあれば、私を訪ねて来るように、と」(小声) 少女 「う、うん、わかった……」 おさむ「お願いしますね。それでは、お大事に」 看護婦「――先生、子供の前で怒鳴ったりしたら駄目じゃないですか。普段温厚な人が怒ると怖いんですから」 おさむ「……すみません、つい冷静さを欠いてしまいました」 看護婦「まぁ、いつもの事ですし別にいいんですけれどね。……っと、そうだ、そんな事を言いに来たんじゃないんですよ。裏口。いつもの異界人の患者さんです。お通ししても?」 おさむ「いつもの……あぁ、彼ですか。えぇ、直ぐにお通ししてください。……まったく、いつも堂々と表から来なさいと言っているのに……」 異界人「あ、あの……すみません」 おさむ「こんにちは――って、どうしたんですか! その頭!? 血まみれじゃないですか! 早くこちらに座ってください、直ぐに手当てを!」 異界人「い、いえ! そんな! 私が座ってしまうと羽根が――」 おさむ「だからなんです!? 座って頂かないと治療も出来ません!」 異界人「うっ……そ、それじゃあ失礼します……」 おさむ「結構な量の出血ですね……一体どうして」 異界人「それが……どこかから落ちてきた石に当たって……その」 おさむ「顔は覚えていますか」 異界人「え?」 おさむ「石を投げつけられたんですね? これだけ深い傷ですと……相当な勢いでしょう。直ぐに犯人を捕まえなければ。それで、どこの誰にやられたんです?」 異界人「い、いやそんな! 怪我さえ治れば満足ですから! それに、変に騒いでこれ以上町の人との関係が悪くなったら……本当に、お願いですから事を荒立てないでください……」 おさむ「ですが……!」 看護婦「先生っ」 おさむ「……失敬。ですが負う必要も無い怪我をする事もありません。ですからもしまた石を投げられたりした時には、私に遠慮なく言って下さい。いいですね?」 異界人「は、はい……多分」 おさむ「多分?」 異界人「はい!」 おさむ「よろしい。――はい。治療、終わりましたよ。暫くは安静に。もし何かあれば、また来てくださいね。私はいつでもここにいますから」 -結- 横町レクイエム台本②~ルーアン~ 台本②~ルーアン~ 台本作成:森山わん太郎(@MoriyamaWantaro) 少年 「おいブス……おいってば!」 ルーアン「ひゃっ!? わー!!! やめてください! 羽引っ張っちゃイヤー!」 少年 「うっせーブース! こんな目立つモンつけてっから悪いんだよーだ!」 ルーアン「な、なんでそんなにブスブス言うんですかぁ! はっ! もしかして、私の事好きなんですか!? 好きだからいじめちゃう、みたいな事ですかー!? キャー!」 少年 「ばっ!? ばばばばばかちっげーよ!!!! だだだだ誰がこんなブス好きになるかよ! ぶ、ブース! ブース!」 ルーアン「こーら! あんまりそんな事ばっかり言ってると、他の女子諸君にも嫌われますよ? そうなった時、一番傷付くのはあなたですよ? その時になってからじゃ遅いんですからねっ?」 少年 「う、うるせーブース!」 ルーアン「あ! また言いましたねー!? ……あ」 少年 「……あ? ……な、なんだよ、急に固まって――」 少年母 「コラあんた!!! まーたランちゃんにちょっかい出して!!!!! いい加減にしな!!!!」 少年 「げっ!? かかかかあちゃん!!!? ぐっ……! こ、今度会ったら覚えてろよー!!!!?」 少年母 「まったく……ごめんよ、ランちゃん。いやだったろ?」 ルーアン「いいえ! むしろああやって一緒に遊んでくれるのって私、とっても楽しいですから! ……あ、おばさま! その大荷物……もしかして、買い物帰りですか? それなら私、お手伝いしますよ!」 少年母 「あっはっは! いいんだよ、そんな気を使わなくって! それに、女の子にこんなに重たいもの、持たせられないよ!」 ルーアン「だーいじょうぶですよー! 私、こう見えても力持ちですからね! ふんすっ!」 少年母 「そうかい? それなら少し、お願いしようかね……いっつも有難うねぇ、まったく、ウチのもランちゃんを見習ってほしいもんだけれど」 ルーアン「きっと、照れ臭くってお手伝いできないだけですよ。だって彼、この間おばさまが風邪引かれて寝込んでいた時、どうしたらおばさまの為になるかずっと考えてるいい子ですし、それに――」 少年母 「……? それに、なんだい?」 ルーアン「いえ! なんでもありませんよ、うふふ……!」 少年母「そうかい……? それならいいんだけれど……あぁ! そうだ、そういやこないだ、美味しいお餅を貰ってねぇ。良かったらちょっと持ってお行きよ! なんだったら、ウチで焼いて食べたって構わないよ」 ルーアン「え! いいいんですか!?」 少年母「いいんだよ、ランちゃんにはいつも手伝って貰ってるからね。それに、あんまりにも沢山貰っちゃったもんで、あたしらだけで食べてたんじゃカビちまいそうなんだよ。だから遠慮せずに……ね?」 ルーアン「ありがとうございます! では、お言葉に甘えて……うふふ、お餅、どうやって頂きましょう……! やっぱり、お醤油をちょっと付けて……それとも御手洗……うーん、どれも美味しそうで悩みます……!」 少年母「あっはっは! 悩みな悩みな! うんと悩んで、美味しく食べるのが一番だよ!」 八百屋「よぉ! べっぴんさんたち! 今帰りかい? 今日は……なんといい人参とごぼうが入ったんだよ。良かったら見て行くかい?」 ルーアン「あ、おじさま! こんにちは!」 八百屋「おう! こんにちは! なんだいランちゃん、随分とむつかしそーな顔してたけどよ、何か悩みかい? おっちゃんが聞いてやろうか?」 ルーアン「い、いえ! 大丈夫です!」 少年母「それがね? これからお餅を食べさせてあげようと思って、どんな風に食べたいか聞いたんだけど、それで悩んじゃってねぇ」 ルーアン「お、おばさまぁ!」 八百屋「がっはっはっは! 餅たぁ随分気前がいいねぇ! それなら一丁、おっちゃんのオススメだ。大根をすりおろして、そこに醤油をツイとかけて餅と絡めて喰って御覧。これがピリッとした中にも醤油の香ばしさとつるりとした餅の触感が――」 ルーアン「わー!? ど、どうして選択肢を増やすんですかぁ! おじさまのいじわるぅ!」 少年母「ちょっとあんた、ランちゃん余計になやんじゃったじゃないか! どうしてくれんのさ!」 八百屋「がっはっはっは! 悪く思わないでくれよ、これも商売の内なんでね! それで、どうだいこの立派な大根! 一本買っていかないか!?」 ルーアン「う、うぅ~……! ど、どうしましょう……!」 ルーアン「(――殆どの人は、私達異界人について誤解や奇異の眼を向けていますし、そのせいで辛い事だって確かにあります。でも……中にはこうして、偏見を持たずに接してくれる人が居る。私達、異界人を人として見てくれる人が居る。それが、どんなに素晴らしくて幸せな事か……私は、知っています。……私思うんです。私達はきっと分かり合える。争いのない平和な世界で、私達と人間同士が手に手を取る事だって出来るはずなんだって。だから私は――) ルーアン「決めました!」 少年母「お! 何にするんだい?」 ルーアン「頑張って、いつか全部コンプリート! です!」 -結- 横町レクイエム台本①~秋津礼~ 台本①~秋津礼~ 台本作成:森山わん太郎(@MoriyamaWantaro) レイ父「良いな? レイ。華族・秋津家の一員として誇り高く生きよ……だ。何があっても、秋津家の一員である事を忘れるなよ」(過去の断片1) レイ兄「大丈夫だ。私は必ず帰ってくる。だからそれまで、母さんをよろしくな」(過去の断片2) レイ母「どうして……どうしてあの人が、あの子たちが――」(過去の断片3) レイ 「……はっ! はっ……はっ……はっ……は、ぁ……夢、か……いつの間に眠ってしまっていたのだろう。今は……最後に時計を見てから十分後か。そう時間の経って居なかった事は幸いだった。こんな小さな町でも、やる事だけはしっかりあるのだからな。眠っている時間すらも惜しい。それに――居眠りなどしていては、秋津家を再興させるのもままならん。秋津の一員として……こんな体たらくでは――」 職員 「――失礼します。町長、少しばかりお時間よろしいでしょうか。何度も断ったのですが、それでもどうしても町長と話がしたい。話が出来るまで帰らない、と言うものが居るのですが……」 レイ 「――チッ。誰だこんな忙しい時に……仕方が無いな……」(独り言) レイ 「分かりました。ほんの少しの時間でいいなら話を聞く、と伝えて下さい」 職員 「……本当によろしいのですか?」 レイ 「勿体ぶりますね……何かマズい理由でも?」 職員 「えぇ、まぁ……それが――」 異界人「町長さん!!!」 レイ 「チッ! 貴様どこから入り込んだ! ここは異界人如きが踏み入れていい場所では――」 職員 「玄関先で待っているように言ったじゃあないですか! す、すみません町長……これがつい先ほどお話したモノです」 レイ 「なんだと……!?」 異界人「すみません町長さん! アナタが僕たちの事が嫌いなのもよく知っています! けれどどうしてもアナタでないと叶えられない願いがあってお願いに来ました……! 勿論、お話が終わりましたら直ぐに帰ります! だから――」 レイ 「黙れ! 馴れ馴れしい! 頭の狂った奇妄風情が、図々しくも上がり込んで『お願い』だと? ハッ! 随分と偉くなったものだな? 大方、共存派の連中の言葉を鵜呑みにでもして己が俺たちと対等だのと勘違いでもしたのだろうが、貴様らをこの町に置いてやっているのは人手と労働力が少ないからだ。それさえなければ、貴様らの様な奇妄など全て駆除してやっているんだぞ? 分かっているのか」 異界人「み、皆さんは悪くないです! 本当に、本当に僕だけのわがままなのです。けれど僕、どうしても学校に通って勉学を修めたいのです!」 レイ 「学校だと?」 異界人「僕どうしても学校の先生になりたいのです! その為には学校に通わなければなりません。けれども僕は、学校に通った事も無ければ、まともに文字も読めません。なので、お願いです。僕たち異界人でも学校に行けるよう……それかせめて、勉学に触れる事の出来る機会を――」 レイ 「そこで子供でも誑かして洗脳して共存派を増やそうとしているのか? ハン、如何にも妄言を吐き散らかす奇妄共の考える姑息な手段だな」 異界人「!? い、いえ、洗脳だなんて、僕そんな事は」 レイ 「いいかもう一度言ってやる。貴様らはこの町にいるのを『現状許されている』に過ぎない。町民の仲間入りをしたなどと思いあがるなよ。同類にも伝えておけ。二度と奇妄どもの指図でこの町を変えようなど考えないことだ!!」 異界人「……そんな……」 レイ 「……ああ、奇妄が居るだけで部屋が畜生臭くなる。それに周りを見ろ。貴様が見苦しく動くたび毛が飛び散っているのがわからんのか。分かったならさっさと片付けてすぐさま去ね。そして……アナタも、二度とこんな異界人を相手にマトモに取り合わなくて結構です。そんな事をしていては、この奇妄の様に自分の立場も忘れて好き勝手に暴れるだけですから。了解して頂けますね?」 職員 「す、すみません……」 レイ 「では、後を頼みます。……あぁ、その奇妄が失せるまでヒトトキも目を離さないでください。何を盗られるか分かった物ではありませんから。私は、この部屋から畜生の臭いが取れるまで別の場所にいますから」 職員 「分かりました。では、完了しましたらお呼びしますね」 レイ 「えぇ、よろしくお願いします」 -結- 1月28日収録生放送用声劇台本⑥ 1月28日収録生放送用声劇台本⑥ 「しろ!かけ!ねこ!たん!鍋パーティー!!」 【白(白銀) ・翔 ・猫(猫屋敷) ・丹】 丹「食べ物が美味しい季節だね」 翔「丹くんはいつもなんでも美味しそうに食べますけどね(笑」 猫「寒くなってきたのでモフモフが恋しいですわ!!」 白「こたつの準備が必要だな。猫はこたつで丸まって暖をとるといい。」 猫「白銀さまだって猫ですわ!こたつでぬくぬくモフモフいたしましょ!」 白「猫…虎なんだが…ネコ科には変わりないが…」 翔「みんなであったまればいいじゃないですか。こたつで団欒しながら食べるものと言ったら…」 丹「鍋!!!!」 白「それはいい」 猫「それじゃあ鍋パーティーですわね!!」 丹「じゃあ僕の家でやろう。広いし。」 翔「では猫屋敷さんに買い出しを頼みましょうか、荷物持ち誰か一緒に行かないと…」 猫「白銀さま!いきましょ♡」 白「では翔と丹はこたつと鍋の準備を頼む。」 丹「いってらっしゃい。……鍋の準備…ご飯たくさん炊かなきゃ(ボソリ」 翔「ふふふwwたくさん炊きましょう、シメの雑炊は格別ですよね」 丹「??鍋はおかず。シメ用とは別に炊く。」 翔「あぁ………お米…足りますかね…」 【その頃ネコ科の二人…】 猫「昆布に鰹節…(スンスン嗅いで)ん〜♡いい匂いですわーっ!!」 白「この魚は固そうだが丸かじり用か??食欲がそそられるな」 猫「違いますわ白銀さま!!!お出汁取るためのものですわ!!ん〜〜一本はいらないですわね…」 白「そうか、出汁用か、さすがだな猫は!!どんな鍋にするつもりだ?」 猫「オーソドックスなお鍋に致しますわ!任せてくださいまし!」 白「猫に任せておけば間違いはなさそうだな。なにがどうオーソドックスか分からんが選び終えたら呼んでくれ。そこらを見て回っていい食材を探してこよう」 猫「わかりましたわ〜!(鼻歌)お野菜に…お肉は…これ!……そういえば白銀さまお料理はイマイチなんじゃなかったんですの??(独り言)」 猫「白銀さまー!白銀さまー!」 白「終わったか猫」 猫「白銀さま…その袋はなんですの??」 白「あぁ、これか?猫や翔や丹が好きそうなものを買ってみたのだ」 猫「…嫌な予感しかしませんわ…」 白「では帰るぞ猫」 猫「待ってくださいまし!!白銀さまー!!」 白「わしのもふもふは本体ではないと幾度言えばわかるのだ猫よ」 猫「モフモフですわーっ!♪」 白「まぁいいが…猫、荷物を貸せ。持ってやろう」 【ネコ科の2人帰宅】 白「帰ったぞ」 猫「ただいまですわ〜翔さま、丹さま!」 翔「おかえりなさい!これはまた…買い込みましたね…何人で食べるんです?この量…」 丹「しろ、それなに」 白「これか?適当に皆が好みそうなものを買ったのだ」 猫「私もまだ確認してないですわ…」 翔「一緒に行っていながらなぜ確認しないんですか全く…」 猫「気づいたらもう買ってたのですわ!私は悪くないですわ!」 白「猫を責めるな翔。そもそも素晴らしい食材を選んであるからそう目くじらたてることはない。」 丹「翔さん、これ見て…」 翔「これは…」 猫「紅茶に鰹のタタキに牛のブロック肉にチョコレートにマーマレードにワインに日本酒に……ピーマン………」 翔「ピーマン。」 丹「ピーマン…?」 白「くわえるためだろう?」 丹「鍋に?」 白「口にだが?知らないのか、猫科の習慣だぞ。ほらこのように」 猫「料理に<加える>と思ったら、口に<咥え>だした猫科は初めてですわ。」 翔「ピーマンは置いておくとしても…どんな鍋想像したんです???」 白「なにか問題か?」(モゴモゴ 丹「はぁ…」 猫「丹さま、がっかりしないでくださいましな、私はちゃんとした材料を買って参りましたから鍋は作れますわ!」 丹「うん…」 白「わしも手伝おう!」 翔「あなたはなにもしないでください(怒」 白「イラついているのか?ドウドウ」 翔「馬みたいに言わないでください(怒」 白「馬だろう?」 翔「虎が(怒)黙りなさい」 丹「二人ともやめて。お腹すいたからはやく作ろう。」 猫「翔さまなにやってらっしゃるんですの?早く手伝ってくださいましな」 翔「すみません…」 【白翔猫丹、鍋の準備】 猫「丹さま、このお皿を向こうへ持って行ってくださいまし」 丹「うん、これは?」 猫「柚子胡椒ですの?ではそれも」 白「準備は順調か?」 翔「順調ですよ貴方は向こうで丹くんの手伝いしててください」 丹「しろ、行こう、御釜持っていける?」 白「あぁ。えらくたくさん米を炊いたなぁ、こんなに食べるのか?」 丹「食欲の冬」 白「そこは普通秋だ」 翔「師弟2人、口より手うごかしてくださいよ」 猫「翔さまはなんだかお母様みたいですわね」 翔「…世話焼きすぎなのは自覚しているのですが、つい。」 猫「おほほ、翔さまったら。さて、出来ましたわ!白銀さま!丹さま!具材をはこんでくださいまし!」 丹「どのくらいで食べれる?」 猫「様子見ながらですわね、野菜だと五分くらいで食べれますわ」 白「猫、あの肉はどうした」 猫「ブロック肉ですの?あれは鍋には向きませんから…」 翔「私が後日ローストビーフにでもしましょう」 丹「ローストビーフ…(期待の目」 白「火を通すのか!?!?あんないい肉に??!!」 丹「普通はそうやって食べるよ、しろ」 白「そうか…?」 翔「そうなんです」 白「残念だ…」 翔「猫屋敷さんさっきから固まってますけど大丈夫ですか?」 猫「白銀さま…柚子胡椒全部鍋に入れちゃったんですの!?!?」 翔「え」 丹「…!」 白「あぁ、鋭い香りが食欲を増進してくれるというものだな、猫は調味料のチョイスもいい、さすがだ」 猫「ニ”ーッッッ!!!!!」 翔「まったく貴方って人はどうして…」 丹「鍋が…」 猫「(しくしく泣きだす)」 白「…ッッ!?!?いや、あの、すまん猫、わしは何か悪いことをしてしまったようだが、故意にやったわけではないのだ、許せ」 翔「猫屋敷さん、まだ挽回できますよ、スープを入れ替えましょう」 丹「お出汁の予備とってくる…」 猫「ひどいですわ!白銀さま!せっかく私がおいしく作ったのに!!」 白「すまん…」 丹「翔さん、お出汁入れていい?」 翔「えぇ、入れすぎないように気をつけてくださいね」 猫「味見…しますわ(ズズッ」 白「どうだ…?」 丹「食べれそう??」 猫「おいしいですけど有無を言わさない柚子胡椒の主張が激しいですわ!」 翔「柚子胡椒鍋になっちゃいましたね…」 丹「おいしいなら別にいい、いただきます」 白「わしらも頂こう。そうだ、猫、今度何か詫びをしよう」 猫「もふもふがいいですわ!!」 丹「ご飯、おかわり」 翔「丹くん相変わらずよく食べますね〜」 白「食欲の冬だそうだ」 翔「普通は秋ですよね」 丹「おいしいものはお腹いっぱい食べなきゃ」 猫「丹さま、たくさん用意してありますわ!たくさん食べてくださいましね!」 翔「これ絶対皆さん食べたあとゴロゴロして私1人で片づけるやつですね(独り言」 白「猫科はこたつで丸まる義務があるのでな」 猫「ですわ〜〜!!」 丹「僕は最後まで残さず食べて片づけ楽にするお手伝いできる」 翔「…(ため息」 おしまい 1月28日収録生放送用声劇台本⑤ 1月28日収録生放送用声劇台本⑤ 「HAPPY DAY!」 ---------- ハロニア:ハ 黒葛原 豹愁:黒 久留井 ジャンク:久 フィンレイ:フ ミモネット:ミ 卯月 弥音:卯 ---------- 黒「おーい、ハロー!今日はパパ1日フリーだぞー!!久々に一緒にお出かけできるぞ〜!」 ハ「ほんと?」 黒「ああ!どこがいい?デパートか?遊園地か?」 ハ「うんとね、うーんと…」 黒「どこでもいいぞ~…ん?電話だ。ハロちょっと待ってな。もしもし……あ゛?なんだと?……何でもっと早くに…チッ…しょうがねぇな ちょっと待ってろ」 ハ「…ぱぱ?」 黒「ああー…ごめんな、ハロ…パパお仕事入っちまった…」 ハ「え…」 黒「ほんっとーにすまん!!次、次、休みの時は…!絶対に一緒に遊びに行こうな…!」 ハ「…うん」 黒「おっと、急がねぇと…じゃーなハロ!パパ行ってくるからな!」 ハ「うん、いってらっしゃいなの」 黒(扉の向こうで「急いで仕事片付けるからなぁ~!!」) ハ「……パパと、遊びにいけるとおもってたのに…残念なの…暇だし、公園行くの…」 久「ハイハーイ!ご注目~タネも仕掛けもないポケットから~…」 ハ「なんか賑わってるの…」 久「ジャーン!花束がー!!ハッハッハ!どうだいっ?ハッピーになった?」 モブ子供達「ええー、またそれー」「見飽きたー」「切断とかもっとカッコイイ手品ないのー??」 久「イヤン!最近の子供はバイオレンスだネ~!…ん?おや、ハロニアじゃないか~どしたのよォ」 ハ「う、見つかったの…」 久「あ、君もボクの手品観に来たのカナ??」 ハ「それはないの」 久「えー…ま、それは置いといて…何だかご機嫌ナナメなんじゃなーい?オニーサンにお話、オーケイ?」 ハ「お兄ちゃんて……はぁ、もういいの…」 (事情説明 かくかくしかじか しかくいむーぶ ) 久「はーはーなるほど!パパさんお仕事行っちゃったから今日の予定がパーになっちゃって~しょんもりチャイルドってなわけネェ!」 ハ「じゃんく…うるさい…うざいの…」 久「辛辣だねェ!?あっさっき出した花あげるよ!ホイッ」 ハ「あ、かわいいお花さんなの…」 久「デショ?あ、今日はパパさんの代わりにボクと遊ばない?」 ハ「じゃんくと?」 久「ウン」 ハ「…い、いかなくも、ないの」 久「オッケー!じゃあまずはー…」 ハ「わ、人いっぱいなの…」 久「そうだねぇ…どこもかしこも賑わってるねぇ~さーて…」 卯「あ、ジャンクじゃない」 久「んー?ああ、弥音か。やっほー」 卯「どうしたのよ?こんな所で」 久「えーとねぇ、この子と今日一日めいっぱい遊ぶデーなのサ」 ハ「は、はろにあ…なの」 卯「わぁー!かっわいい!!えっまって、どこで拐ってきたの」 久「チョット」 ハ「こ、こうえんで…」 卯「ジャンク!!」 久「誤解カナー!?」 卯「…なんて、茶番は置いといて…良ければうちの店で美味しいご飯食べない?って言いたいけど、今からお茶会なのよね」 ハ&久「「お茶会?」」 卯「ええ、ミモちゃんと、フィンくんとお茶会が…ああ、そうだ。クッキーとか、プリンにケーキ…私持ってきてるの、数に余裕はあるし二人も来たら?」 久「いーのかい?」 卯「あの二人なら多分大丈夫だと思うけど……えーと、ハロニアちゃん、どうかな?甘いものは嫌い?」 ハ「え、えっと…す、すきなの…」 卯「じゃあ決まりね!いくわよー!」 久「れっつご~」 ハ「ご、ごー…!」 ミ「あ、いらっしゃい…」 フ「あ、こんにちわ~どうも~…」 卯「ふたりとも、もう来てたのね」 ミ「うん、大体の準備も、出来てるよ…」 フ「美味しい紅茶、持ってきたよ~」 卯「あのね、実は…」 久「やっほー!」 ハ「お、おじゃまします…なの…」 卯「えへへ、あと二人追加、でもいい?」 フ「おやぁ」 ミ「まぁ…」 ミ&フ「「大歓迎だよ」」 ミ「椅子、持ってくるね…」 久「あ、ボクがもつヨ~」 フ「ティーカップ新しいの温めとくね」 卯「いやー、悪いわね…」 フ「いいえ~あ、お菓子持ってきた~?」 卯「持ってきたわよー」 フ「わーい」 ミ「あ…ミモ、あまねの作ったやつ、だいすき…」 卯「ほんと?うれしい!」 フ「ミモ、スコーンにサンドイッチ、砂糖漬けとかも出していい?」 ミ「いいよ~…」 フ「やった~」 ミ「ふふ…今日は、お客さんが多いし…テーブルが…豪華に見えるね…」 ハ「あ、あの…とつぜんごめんなさいなの…」 ミ「いいよ、お茶は皆でやった方が…楽しい…あ…ほら、準備が整ったみたい…お椅子に座って」 ハ「な、なの……」 卯「それじゃあ、皆揃ったことだし、お茶会始めましょうか!」 ハ&久&ミ&フ「「「「さんせーい」」」」 (お茶会を皆で楽しんでいるとすっかり外が暗くなってしまう) フ「あ、もう外くらいね~」 久「たのしーと時間を忘れてしまうものだねぇ」 卯「じゃあ、お開きとしましょうか?」 ミ「そうだね…」 ハ「あ、あの…お片付け…ハロも、手伝うの…」 ミ「大丈夫…それより、お客さんが来たみたい…扉、開けてもらっていい…?」 ハ「わ、わかったなの……い、いらっしゃいませなの…?」 黒「ハロー!!」 ハ「え、パパ…!?」 黒「仕事終わって家に帰ろうと思ったら連絡が来てな…迎えに来たぞ〜」 ハ「そうなの…?」 黒「明日お休みもらったんだ。だから、明日こそは…パパと遊びにいこうな?」 ハ「!…う、うんっ」 黒「さて、今日はうちのが随分世話になったみたいで悪りぃな、ありがとよ」 ミ「ミモたちも、たのしかった…」 フ「うん、よければまた一緒にお茶会したいな~」 卯「そうね」 ハ「は、はろも…あの…」 久「ハロニア~」 ハ「…な、なに?じゃんく…」 久「今日はハッピーになれた?」 ハ「………うん!あ、ありが…とうなの…!」 黒「良かったなハロ、じゃ、そろそろ帰るぞ」 ハ「うん、パパ……ばいばい…!」 久&卯&ミ&フ「「「「バイバーイ!」」」」 おしまい 1月28日収録生放送用声劇台本⓸ 1月28日収録生放送用声劇台本⓸ 「転生問答」 ◆◆問答サイド マリヤ「自分が転生した意味?さあ、そんなこと考えたこともないね。生物が生まれるのに原理はあれど、理由などありはしないのだから。死についてだって同じさ。そしてそれは、ファンタジックとて例外ではない」 エクスピア「うん、初手からなかなかに攻めてくるね、とても興味深いよ。チェスの手も、その話もね。君と僕との勝敗は五分と五分。なかなか決着はつかないけれど、今日はどうなるかな?」 マリヤ「さあな。せいぜいわたしを退屈させるな」 ◆◆庭サイド シオン「あぁ~~」 インタリオ「何してんの死にたいの」 シオン「だってオレ、夕飯の買い物してきたばっかで手が塞がってんだよ!鳥籠ごとあんな小鳥が届いてたなんて知らなかったし仕方ねぇだろ~」 インタリオ「ほんとばかみたいぼく知らないよ」 シオン「あぁ~~…俺に翼か捕まえられるような能力があればいいんだけどなぁ…」 ◆◆問答サイド エクスピア「僕はきっと、前世で課せられた贖罪を果たしきれなかったから、今の生を受けたのだと思っているよ。あえて人間とは違うファンタジックとしてこんな姿や能力である意味はきっとあると思う。どうだい?」 マリヤ「くだらないね。わたしは蜃だ。愚かな人間の無知蒙昧が生み出しただけの、荒唐無稽な存在にすぎない。そのわたしに、生きる意味や果たすべき使命など、あるはずがない。所詮はただの幻なのだから」 ◆◆庭サイド シオン「はぁ…はぁ…待て待て待って!あ!黒、黒じゃん!その小鳥捕まえて!」 黒「は?やだよ」 インタリオ「のろま」 シオン「ひでぇ!なんっっで誰も手伝ってくれねぇんだよ!」 インタリオ「ぼくが手伝うわけないでしょばかじゃないの殺すよ」 黒「通りすがりのおれに頼るとか意味わからないんだけど……待て、これはちくわの気配」 シオン「ちくわ?…ちくわなら確か買い物袋の中に…」 黒「ふーん、そのちくわで手を打ってやらないこともないけど?くんくん…この鳥籠についた匂いだな…この匂いを辿っていけば…」 シオン「マジで!ちくわなんかで良ければいくらでもやるよ!」 インタリオ「お菓子あるならちょうだい」 シオン「ねぇよ」 インタリオ「ケチ」 黒「――――――はい、捕まえた。おれの追跡能力つかえばこれくらい余裕」 シオン「はっや!」 インタリオ「チョロすぎ。頭の中ちくわが詰まってるんじゃないの」 黒「はい、捕まえたからちくわ出して、はやく、ほら、ちくわ」 シオン「今夜のおでんはちくわ無し…まいっか!」 ◆◆問答サイド エクスピア「これは…引き分けかな?」 マリヤ「つまらん。今日はここまでだ。そのゼリーも口に合わんしな」 エクスピア「それは残念。あぁ、さっきの話だけど、やっぱり僕は、生まれてきたことには意味があるって思うよ。」 マリヤ「勝手に言っていろ」 エクスピア「ふふっ…」 ◆◆庭サイド シオン「あっ父さん。これ届いてたぞ。なんで小鳥なんて…」 インタリオ「シオンが逃がしてた」 シオン「シッ!」 エクスピア「ありがとう。……そうだマリヤくん、この子を育ててみたらどうだろう?生まれた意味というものは最初からあるものではなく、誰かから与えられることもあるからね。もしかしたら」 マリヤ「要らん。わたしは生物は嫌いだ。鳥などというものは特にな」 黒「うわ、冷た」 シオン「帰ってった…良かった、あの人怖いんだもん…」 エクスピア「……うん。じゃあこの子はうちで飼おうかな。シオンに友達も必要だと思っていたところだし。」 シオン「え、俺に?」 エクスピア「あぁ、大事にしてね。ところでみんな、良かったらお茶とお菓子でも如何かな?美味しいゼリーが残っているんだ。」 インタリオ「じゃあ要る」 黒「ちくわもある?だったらもらう」 シオン「小鳥の名前…何にしようかなぁ」 おしまい 1月28日収録生放送用声劇台本③ 1月28日収録生放送用声劇台本③ 「信ずる者は救われる?」 ----------- 恵 秋彦 :秋 雁 白羽 :白 望月 六近:六 天都 夕鳴:夕 緑面 古金:古 ----------- 白「(お、拝み屋なんて、初めまして聞く所だけど、どんな所なんだろう…)ご、ごめんくださぁい…」 六「はーい!いらっしゃいませぇ! 今日はどういったご要件ですか~…ん?あー!秋彦くん!わ〜随分顔色が悪いねぇ、今日はどうしたの??」 秋「やぁ、六近ちゃん…夕鳴くんに用があってね…いるかな…?」 (とても具合が悪そう) 六「うん、いるよ〜!今呼んでくるね!」 秋「ウ゛…ゥゥン…。」 白「ぁ、だ、大丈夫…?」 秋「あぁ….、悪いね白羽。わざわざ付き添ってもらって…。」 白「いえ、僕は全然…大丈夫だよ。」 夕「おやおや、秋彦。私に用があるなんて珍しいですね、どうなさったんです?」 秋「あ、夕鳴くん…。君は病気が治せるって、聞いてね…それで、頼みに来たんだ…。」 夕「ええ、治せますよ。ですが、私を信仰するのが条件になります。どうぞ、ご存分に信仰なさって下さい。今ならもれなくご加護もつきまよ。まぁ、どうぞ。座って下さいな。」 白「(信じるだけで、病気を治せるなんてすごいなぁ…。それに比べて僕なんて…。)」 六「ん〜?おやや〜?君、何か悩み事でもあるのかな?」 白「い、いえ…!ぼぼっ僕は大丈夫です…っ!!(後になるつれ、小声になる)」 六「そう?何か悩みや不安があったら、僕がちょちょーいって治してあげるから何時でもおいで〜。」 白「は、はい…ありがとう、ございます…。」 (後になるつれ、小声になっていく) 秋「うぅん…信仰する……。信仰……生贄…。…心臓…?私の心臓を、君に、捧げればいいのか…?」 (だいぶまいっている) 白「ぇ…!??」 夕「ふふふ。心臓とも言わず、貴方の全てを私に委ねても良いのですよ。信ずるものは救われる。さぁ、何も考えず、信じ崇めて下さいな。」 白「…っ!!(ぇぇっ…!?)」(驚き、焦っている) 秋「うぅぅん…?」 (シワ顔) 六「わぁ。凄くお顔がシワシワになっちゃってる。たまに嘉宵くんがやってるお顔見たーい。」 夕「本当ですね。」 (楽しんでる) 古「ごめんください。」 六「あ、いらっしゃいませぇ!」 古「以前頂いたものと同じ胃薬がほしいのですが。」 六「はいはーい!今もってくるねぇ!」 古「まぁ、秋彦さんじゃないですか。隣にいる方は初めてお会いしますね。」 白「ぁ…こ、こんにちは…。白羽と言います。」 秋「ん?やぁ、古金くん…。」 古「こんにちは。具合が悪そうですね。」 秋「あぁ…、君も…?」 古「いや、俺の場合は店長がお腹を痛めて。」 秋「あの店長さんが…。(あの人がお腹を痛めるなんて、一体何を食べたんだ…)」 六「はーい!お待たせしました!」 古「あぁ、ありがとうございます。」 秋「--っ…。(急に目の前が、グラグラしてきた…。)ちょっと、おトイレ、借りてもいいかな…。」 夕「えぇ、構いませんよ。」 古「これお代です。それじゃ、秋彦さん白羽くんお大事に。」 秋「ッ…アァ…」 バターン(秋彦倒れる) 古「え!?」 白「あ、秋彦さん…っ!?」 六「わー!!大丈夫!?」 夕「おやまぁ…。」 《小一時間》 秋「っ……うぅん?。」 六「あ、起きたー?」 秋「んんっ?此処は?」 (周りをキョロキョロしている) 六「ここは、拝み屋の客間だよ。君、急に倒れちゃったんだよ〜バッターンって。」 秋「そうだったのか…迷惑をかけてしまったな…すまない。でも、助かったよ、ありがとう。」 (申し訳ない感情→優しげに) 六「どういたしまして~!あ、そうだ!寝てる時に、夕鳴ちゃんが能力使ってみたけど、どう?体の調子は?」 秋「…前より体が軽くなってる…!すごいな…!」 六「ふふーすごいでしょ〜!はいこれ!僕特製!薬膳粥だよ〜!これで、もっと良くなるよ〜!食べて食べて!」 秋「いい匂いだ…休ませて貰っているのに、すまないね…。ぁ、そういえば、私の隣にいた子は?」 六「あの子は下にいるよ〜!」 秋「そうか…。それじゃ、お粥いただきます…!」 モグモグ。ゴックン。 秋「ヴゥ…ッ。」 六「どうどう??美味しい?」 パタリ…(秋彦倒れる) 六「あれぇ!?上手く出来てたはずなんだけど…、秋彦くーん!!」(慌てている) 夕「ずいぶん賑やかですね。何をしているんです?私も混ぜて…おや?」 六「わぁー夕鳴ちゃーん!!」(慌てている) 白「(秋彦さん、大丈夫かなぁ…)」 おしまい 1月28日収録生放送用声劇台本② 1月28日収録生放送用声劇台本② 「たんけんずきっちん!」 --------- ハイネ:ハ ツクヨ:ツ 小太郎:小 ファリガ:フ 裏ファリガ:裏 (裏ファリガは、ファリガ担当が声とトーンを変えて演ずるものとする) --------- ツ・ハ「こったろっ!」 (ツクヨ、ハイネ小太郎に飛びかかる。) 小「ん…!?お前らか…相変わらず元気だな…」(はじめに、驚きながらの表現) ツ「おれらはいつでもいちおくぱーせんと元気だぜ!!」 ハ「おかしたべにいくですよ、なくなるのでさっさといきます」(ひっぱりながら) 小「うおっ!?おい、引っ張んなって…」 ツ「おらおらー!こったろー!お菓子が逃げちゃうぞー!はやくはやくー!」 【場面変換】 フ「りんごの安売りをしていたのでついつい、沢山買ってしまいましたが…この量ボク一人では食べきれませんね…」 ツ・ハ「おじゃましまーす!!」 フ「おや?ハイネさんにツクヨさん!それと…小太郎さん」 ツ「やっほやっほファリガー!お菓子まだ逃げてないかー?!」 (ツクヨ、家を見渡す) ハ「てぃーたいむしにきたです!おかし、、、ふふ、、、」 小「よくわかんねぇけど…邪魔する…」 フ「お菓子は逃げたりしませんよ(笑)みなさん揃って来てくれたのは嬉しいのですが…あいにく今あるのはお菓子ではなく大量のリンゴしかないのですよ」 ハ「り、りんご、、、むぅ、、、」 ツ「なんだー…みんなでりんご丸かじりきょーそーするしかねーのかー…」 ハ「まるかじりなんてはいね無理です、、、」 フ「そうですね…丸かじりはボクも遠慮します」(困ったような笑いで) ツ「けちー」 小「…なんか、作ればいいんじゃねぇの…?ファリガとハイネ、そういうの得意じゃなかったか?」 ハ「ふふ...えっへん!はいねはよくふぁりがのお手伝いしてるので、お菓子づくりはまかせろなのですよ!」 フ「お菓子作りならボクの出番ですね! 折角なのでツクヨさんと小太郎さんもお菓子作り、一緒にしませんか?」 ツ「えー!!!いいのー!つくるつくるー!」 小「菓子なんて作ったことねぇけど…」 フ「どうせ作るならみんなで作ったほうが、楽しいですからね(笑)」 裏(俺様がいかに素晴らしい調理技術を持っているか存分に見せつけてやろう…!) ナレーション 『説明しよう、ファリガ君はとっても裏表が激しい性格なのだ!』 ハ「きまりです、みんなでお菓子つくるです!」 ツ「ファリガー!りんご使って何作るんだー?!」 フ「うーん…初心者でも簡単に作れて沢山食べられるケーキとかはどうでしょう?」 ツ・ハ「けーき!!?」(キラキラ) フ「ふふ…ではリンゴケーキで決まりでしょうか?」 小「いいんじゃね?」 フ「決まりですね!それではリンゴを持ってキッチンに行きましょう」(楽しそうに) 【4人はキッチンへ】 ツ「うおー!!ファリガのキッチンおもしれー!」 (ツクヨ、キッチンをいじりつつ) 小「なんつーか、本格的だな…」 フ「これくらい揃っていて当然ですよ」(ドヤ顔) ツ「ファリガー、おれなにすればいいんだー?」 フ「ではまず、必要な材料を用意しましょう!」 ハ「はくりきこ...??」 ツ「おこめみてーなまっしろいやつはおれがやるぜー! あ」 (薄力粉を盛大にぶち撒けてツクヨが真っ白に) フ「ツ、ツクヨさん!?!?」 (慌ててツクヨくんから薄力粉を取り上げるファリガ) 小「おい大丈夫か…」 ハ「ツクヨ、おじいちゃんみたいですね!ぷぷ、、、」(含み笑い) ツ「は?!じじーじゃねーし!(怒)くっそ~おのれはくりきこ~~~」 フ「まぁまぁ…ここは、ボクが片付けますので、ツクヨさんとハイネさんはこのボールにお水を入れてきて下さい」 ツ・ハ「はーい」 ハ「じゃあハイネはおさとうもってきます」 フ「ありがとうございます、さすがハイネさんですね!」 ハ「ふふふ...ハイネだってやるときはやります」 小「俺は何すればいい?」 フ「小太郎さんはリンゴのカットをおねがいしますね。カットしたリンゴはボールの中にいれておいて下さい」 小「ん…わかった切り方、こんな感じで大丈夫か…?」(切りながら) フ「くっ…そんな感じでおねがいします…!」 裏(なんでこいつこんな上手いんだ…) ハ「ほぁ~、、、小太郎、ほうちょう上手ですね!」(見とれながら) 小「べ、べつに上手くねぇけど…料理は、たまにしてるからな…(照れ)」 ツ「うおー!こたろー、まるでさむらいのようなほーちょーさばきだな!しゅばぁ!しゅとぉ!」 (ツクヨ、侍の真似) 小「褒めてもなんも出ねぇぞ…ん?ファリガどうかしたか?」 フ「いえ…別に…!小太郎さん、リンゴのカットお上手なんですね」 裏(くそ…俺のほうが上手いし…!!!!) フ「ではリンゴの下準備も終わりましたし、他の材料を混ぜていきましょう」 ツ・ハ「りょうかい!」 小「了解…」 フ「ここで隠し味を入れても良いですね♪」 ツ「そうだな!!かくしあじならこのおれさまが選んだ、とっておきをぶち込んでやるぜおらー!」(勢いよく) ハ・小・フ「え………」 ハ「おこめケーキ...うぷ...きもちわるい...」 小「これは…ちょっと…」 フ「ツクヨさん、これはお米ですよね…?」 ツ「うえ?なんで??お米けーきにしないのか??へ??ほえ??」 【幕間】 フ「色々ありましたが…なんとか完成しましたね」 小「米、取るの大変だった…」 ハ「はやくたべるですよ」(キラキラ) ツ「はやくみんなでたべよーぜ!!」(わくわく) 全員「いただきま~~す!!」 ハ・小・フ「ウ″ッッ……」 (ツクヨ以外まずそうに) ツ「うんめぇ~~~~!!!」 (ツクヨ、味音痴) 小「……なんか味おかしくね…」 ハ「しょ、しょっぱい……」 フ「ハイネさん、あの時に入れたものは砂糖ですよね?」 ハ「しろいから、多分さとうですよ?えーっと、、えす、、?えー?えいごわかんないです!」 フ「それ塩です…」 小「塩だな…」 ツ「けーきにしお……しんかんかくだな!!」 フ「…………」(静かに怒り) 小「お、落ち着けファリガ…塩も案外、食ってみればいけるんじゃねぇか…?」 ツ「しょっぱいりんごけーき、うんめ~!う~ん、米入れればさらにうまかったかな~」 ハ「つくよの感覚、ぜったいおかしいです、、」 (↑ハイネ、ツクヨ、フォローに反するように、独り言で) 裏「フ、フフ…お米ケーキに塩か……お前らはもう料理するんじゃねぇ!!!!」 おしまい 1月28日収録生放送用声劇台本① 1月28日収録生放送用声劇台本① 「横町新年会」 台本作成:チョモ(@tyomorannma666) ナレーション担当チルミオ ( )内の台詞はチルミオがナレーションします ---------- (年も明けた頃、よく罠にかかり…決まった仕事を見つけられない…わ…悪気はないよ……。あの、りおんさんが屋台を始めたと聞いて、夜に友達のエーデルとディストさんと俺でやってきた…) エーデル(以下エ「あ!ほんとにりおんさんが屋台で仕事してる!!」 りおん(以下り「やあ、エーデル…とチルミオ、誰かなその方」 (このおにいさんが屋台をしているりおんさん…優しいけど気が抜けている…) チルミオ(以下チ「あ、そうか…はじめてか…。このおにいさんはディストさんだよ…。夜だから大人がいないと屋台行けないって言ったら着いてきてくれた……」 ディスト(以下デ「チルミオ……の為なら…夜は危険だし」 エ「おい!ほんとは俺が大人だったら俺一人でも守れたんだからな!」 デ「俺が守る…」 チ「やめなよ二人とも…」 り「はいはい、皆座って食べてって」 (エーデルとディストさんは、よく俺を種に喧嘩するけど…今回はりおんさんが止めてくれた…) エ「はーい…」(不服そうに) デ「…わかった」(渋々) り「ああ、そういえばあけましておめでとう」 エ「おめでとう!りおんさん忙しそうだったし挨拶まだだったな!」 り「仕事探しに行こうとして、落とし穴にハマって病院に暫し入院していたからね」 エ「また意味も解らない罠にかかって年越したのかよ!」 デ「こいつ…馬鹿だな…」 チ「ディストさん、そういう事言わない。め…」(冷静に叱る) デ「わかった…」 り「ははは。いやいや生きてるだけで本当によかったよ。今年は気を付けるようにすればいいし」 エ「気を付けても罠にかかるんだよなあ」 (それから…エーデルとディストさんがまた食べ物で喧嘩しかけていた時、知っている声が聞こえた…) ライアン(以下ラ「やあ皆!あけましておめでとう!夜光に照らされ美しく輝く僕だよ!」 デ「なんだ…こいつ…」 エ「あ!ライアンさんと石波さん!あけましておめでとう!石波さんが外出って珍しいな!」 石波(以下石「ライアンさんに引っ張り出されてしまってな…」 ラ「りおんさんが屋台デビューを果たしてると聞いて、これは是非石波さんと堪能しに行くべきと美しい僕は賢明に判断したわけさ」 (……ああ、今来た男性二人はライアンさんと石波さん…。凄くキラキラして自分をアピールするおにいさんがライアンさんで、少しノリ気じゃないのが石波さん…) り「嬉しいよありがとう。二人とも席にどうぞどうぞ」 ラ「お邪魔するよ!……と、おやおや大人五人でないと座れなさそうだね」 石「ああ…そうだな…。チルミオさん、膝においで」 デ「いや、チルミオ、俺の膝にこい……!」 エ「えー!俺の膝ー!」 チ「……俺は小さい子どもだから仕方ないね。石波さんの膝に失礼するよ…。あとディストさんとエーデルは悪いけど断る」 エ&デ「「辛い」」(声を合わせて (ほんとは俺だって恥ずかしい…) り「はは、まあお酒でも飲んでゆっくりしていって」 ラ「この調子なら皆はまた今年も僕みたいに美しく有意義に過ごせるだろう…。なんたって僕の今年の目標は、より美しい美貌を手に入れる事だからね!」 エ「いつものライアンさんだった…。俺なら今年の目標は、料理のレパートリーを増やしたいのと創作料理考える事!将来自分の店持ちたいからな!」 ラ「エーデルハイドさんもまた美しい目標だね!りおんさんは目標あるのかい?」 り「続けられる職につく」 エ「え、今屋台やってんじゃん」 り「実は5回くらい屋台壊してるから続けられるかどうか不安あるんだよね」 チ「ああ…りおんさんらしいね…。ディストさんは目標あるの…?」 デ「……俺、うまく話せない…だから他の奴との、仲を悪くしていくばかり…。だから今年はもっと人と会話する…」 チ「うん、偉いね…」 エ「うう…さっきは悪かったよ…!ディストさん俺と会話して仲良くしていこうぜ!」(涙声で) デ「あ、ああ…わかった…」(照れたように) ラ「青春は美しいから仲良くするのはいい事だね!そうとなれば、石波さんの目標は?」 石「去年は外出が多かったからな…。去年より外に出ず、仕事と生活を充実させたい…」 ラ「ふふふ、その目標は素晴らしいが…僕が華麗に阻止しよう!」 エ「なにがなんでも外で遊ぼうぜ!」 り「陽の光を浴びよう」 デ「外まで引き摺れば早い」 チ「生活習慣病になって知らぬ間に鬱やストレスが」 石「貴方達なんで私の目標だけ阻止するんだ…!チルミオさんに関しては本当に子供の意見とは思えない…」 り「チルミオが一番大人だった…」(しみじみと) チ「心配してるし…俺は…」 デ「チルミオ…優しい…」 石「じゃあ、チルミオの今年の目標聞いても?」 ラ「そういえばまだチルミオさんの目標聞いてないね!さあ僕に美しく清らかな目標を囁いて…」 エ「いやライアンさんだけじゃなく皆に教えろよ!」 チ「…目標、んー…辰ノ杜町の皆との思い出を…図書館にある沢山の本に負けないぐらい、沢山の思い出と光景を…作りたい…とか。……ぁ、な、なんかキザな事言ってごめん…!」(少し恥ずかし気に) ラ「ぐずっ…チルミオざんんんん!素晴らしい!素晴らしい目標だよ!!」(号泣から感動) エ「俺、それも目標にしたい!皆に俺の料理食べてもらって思い出作りたい!」 石「まあ…人の為に仕事してるわけだからな。クリエーターとしてはゲームに苦悩する光景は見たい思いはある…」 デ「チルミオ…、俺も皆と、思い出頑張る…」 チ「頑張ってディストさん…」 り「うん…なんというか、ファンタジックでよかったよね。人間よりも限りある仲間だからこそ思い出はより大事にしていきたいね…」 ラ「うんうん。じゃあお喋りはここまでにして、皆飲み物を持って乾杯しよう!」 石「なんて乾杯する?」 エ「俺達ファンタジックにしか通用しないあれにしようぜ!」 り「ああ、あれね」 デ「………………あ、あれか」 チ「せーのっで…」 エ「せーのっ!!」 全員「横町はいいぞーーー!!」 (…………その後、俺とエーデル以外…皆酔っぱらって…暴れたディストさんが屋台を破壊してりおんさんはまた仕事無くした……) おしまい