1月28日収録生放送用声劇台本⑤
「HAPPY DAY!」
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ハロニア:ハ
黒葛原 豹愁:黒
久留井 ジャンク:久
フィンレイ:フ
ミモネット:ミ
卯月 弥音:卯
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黒「おーい、ハロー!今日はパパ1日フリーだぞー!!久々に一緒にお出かけできるぞ〜!」
ハ「ほんと?」
黒「ああ!どこがいい?デパートか?遊園地か?」
ハ「うんとね、うーんと…」
黒「どこでもいいぞ~…ん?電話だ。ハロちょっと待ってな。もしもし……あ゛?なんだと?……何でもっと早くに…チッ…しょうがねぇな ちょっと待ってろ」
ハ「…ぱぱ?」
黒「ああー…ごめんな、ハロ…パパお仕事入っちまった…」
ハ「え…」
黒「ほんっとーにすまん!!次、次、休みの時は…!絶対に一緒に遊びに行こうな…!」
ハ「…うん」
黒「おっと、急がねぇと…じゃーなハロ!パパ行ってくるからな!」
ハ「うん、いってらっしゃいなの」
黒(扉の向こうで「急いで仕事片付けるからなぁ~!!」)
ハ「……パパと、遊びにいけるとおもってたのに…残念なの…暇だし、公園行くの…」
久「ハイハーイ!ご注目~タネも仕掛けもないポケットから~…」
ハ「なんか賑わってるの…」
久「ジャーン!花束がー!!ハッハッハ!どうだいっ?ハッピーになった?」
モブ子供達「ええー、またそれー」「見飽きたー」「切断とかもっとカッコイイ手品ないのー??」
久「イヤン!最近の子供はバイオレンスだネ~!…ん?おや、ハロニアじゃないか~どしたのよォ」
ハ「う、見つかったの…」
久「あ、君もボクの手品観に来たのカナ??」
ハ「それはないの」
久「えー…ま、それは置いといて…何だかご機嫌ナナメなんじゃなーい?オニーサンにお話、オーケイ?」
ハ「お兄ちゃんて……はぁ、もういいの…」
(事情説明 かくかくしかじか しかくいむーぶ )
久「はーはーなるほど!パパさんお仕事行っちゃったから今日の予定がパーになっちゃって~しょんもりチャイルドってなわけネェ!」
ハ「じゃんく…うるさい…うざいの…」
久「辛辣だねェ!?あっさっき出した花あげるよ!ホイッ」
ハ「あ、かわいいお花さんなの…」
久「デショ?あ、今日はパパさんの代わりにボクと遊ばない?」
ハ「じゃんくと?」
久「ウン」
ハ「…い、いかなくも、ないの」
久「オッケー!じゃあまずはー…」
ハ「わ、人いっぱいなの…」
久「そうだねぇ…どこもかしこも賑わってるねぇ~さーて…」
卯「あ、ジャンクじゃない」
久「んー?ああ、弥音か。やっほー」
卯「どうしたのよ?こんな所で」
久「えーとねぇ、この子と今日一日めいっぱい遊ぶデーなのサ」
ハ「は、はろにあ…なの」
卯「わぁー!かっわいい!!えっまって、どこで拐ってきたの」
久「チョット」
ハ「こ、こうえんで…」
卯「ジャンク!!」
久「誤解カナー!?」
卯「…なんて、茶番は置いといて…良ければうちの店で美味しいご飯食べない?って言いたいけど、今からお茶会なのよね」
ハ&久「「お茶会?」」
卯「ええ、ミモちゃんと、フィンくんとお茶会が…ああ、そうだ。クッキーとか、プリンにケーキ…私持ってきてるの、数に余裕はあるし二人も来たら?」
久「いーのかい?」
卯「あの二人なら多分大丈夫だと思うけど……えーと、ハロニアちゃん、どうかな?甘いものは嫌い?」
ハ「え、えっと…す、すきなの…」
卯「じゃあ決まりね!いくわよー!」
久「れっつご~」
ハ「ご、ごー…!」
ミ「あ、いらっしゃい…」
フ「あ、こんにちわ~どうも~…」
卯「ふたりとも、もう来てたのね」
ミ「うん、大体の準備も、出来てるよ…」
フ「美味しい紅茶、持ってきたよ~」
卯「あのね、実は…」
久「やっほー!」
ハ「お、おじゃまします…なの…」
卯「えへへ、あと二人追加、でもいい?」
フ「おやぁ」
ミ「まぁ…」
ミ&フ「「大歓迎だよ」」
ミ「椅子、持ってくるね…」
久「あ、ボクがもつヨ~」
フ「ティーカップ新しいの温めとくね」
卯「いやー、悪いわね…」
フ「いいえ~あ、お菓子持ってきた~?」
卯「持ってきたわよー」
フ「わーい」
ミ「あ…ミモ、あまねの作ったやつ、だいすき…」
卯「ほんと?うれしい!」
フ「ミモ、スコーンにサンドイッチ、砂糖漬けとかも出していい?」
ミ「いいよ~…」
フ「やった~」
ミ「ふふ…今日は、お客さんが多いし…テーブルが…豪華に見えるね…」
ハ「あ、あの…とつぜんごめんなさいなの…」
ミ「いいよ、お茶は皆でやった方が…楽しい…あ…ほら、準備が整ったみたい…お椅子に座って」
ハ「な、なの……」
卯「それじゃあ、皆揃ったことだし、お茶会始めましょうか!」
ハ&久&ミ&フ「「「「さんせーい」」」」
(お茶会を皆で楽しんでいるとすっかり外が暗くなってしまう)
フ「あ、もう外くらいね~」
久「たのしーと時間を忘れてしまうものだねぇ」
卯「じゃあ、お開きとしましょうか?」
ミ「そうだね…」
ハ「あ、あの…お片付け…ハロも、手伝うの…」
ミ「大丈夫…それより、お客さんが来たみたい…扉、開けてもらっていい…?」
ハ「わ、わかったなの……い、いらっしゃいませなの…?」
黒「ハロー!!」
ハ「え、パパ…!?」
黒「仕事終わって家に帰ろうと思ったら連絡が来てな…迎えに来たぞ〜」
ハ「そうなの…?」
黒「明日お休みもらったんだ。だから、明日こそは…パパと遊びにいこうな?」
ハ「!…う、うんっ」
黒「さて、今日はうちのが随分世話になったみたいで悪りぃな、ありがとよ」
ミ「ミモたちも、たのしかった…」
フ「うん、よければまた一緒にお茶会したいな~」
卯「そうね」
ハ「は、はろも…あの…」
久「ハロニア~」
ハ「…な、なに?じゃんく…」
久「今日はハッピーになれた?」
ハ「………うん!あ、ありが…とうなの…!」
黒「良かったなハロ、じゃ、そろそろ帰るぞ」
ハ「うん、パパ……ばいばい…!」
久&卯&ミ&フ「「「「バイバーイ!」」」」
おしまい