1月28日収録生放送用声劇台本⑥
「しろ!かけ!ねこ!たん!鍋パーティー!!」
【白(白銀) ・翔 ・猫(猫屋敷) ・丹】
丹「食べ物が美味しい季節だね」
翔「丹くんはいつもなんでも美味しそうに食べますけどね(笑」
猫「寒くなってきたのでモフモフが恋しいですわ!!」
白「こたつの準備が必要だな。猫はこたつで丸まって暖をとるといい。」
猫「白銀さまだって猫ですわ!こたつでぬくぬくモフモフいたしましょ!」
白「猫…虎なんだが…ネコ科には変わりないが…」
翔「みんなであったまればいいじゃないですか。こたつで団欒しながら食べるものと言ったら…」
丹「鍋!!!!」
白「それはいい」
猫「それじゃあ鍋パーティーですわね!!」
丹「じゃあ僕の家でやろう。広いし。」
翔「では猫屋敷さんに買い出しを頼みましょうか、荷物持ち誰か一緒に行かないと…」
猫「白銀さま!いきましょ♡」
白「では翔と丹はこたつと鍋の準備を頼む。」
丹「いってらっしゃい。……鍋の準備…ご飯たくさん炊かなきゃ(ボソリ」
翔「ふふふwwたくさん炊きましょう、シメの雑炊は格別ですよね」
丹「??鍋はおかず。シメ用とは別に炊く。」
翔「あぁ………お米…足りますかね…」
【その頃ネコ科の二人…】
猫「昆布に鰹節…(スンスン嗅いで)ん〜♡いい匂いですわーっ!!」
白「この魚は固そうだが丸かじり用か??食欲がそそられるな」
猫「違いますわ白銀さま!!!お出汁取るためのものですわ!!ん〜〜一本はいらないですわね…」
白「そうか、出汁用か、さすがだな猫は!!どんな鍋にするつもりだ?」
猫「オーソドックスなお鍋に致しますわ!任せてくださいまし!」
白「猫に任せておけば間違いはなさそうだな。なにがどうオーソドックスか分からんが選び終えたら呼んでくれ。そこらを見て回っていい食材を探してこよう」
猫「わかりましたわ〜!(鼻歌)お野菜に…お肉は…これ!……そういえば白銀さまお料理はイマイチなんじゃなかったんですの??(独り言)」
猫「白銀さまー!白銀さまー!」
白「終わったか猫」
猫「白銀さま…その袋はなんですの??」
白「あぁ、これか?猫や翔や丹が好きそうなものを買ってみたのだ」
猫「…嫌な予感しかしませんわ…」
白「では帰るぞ猫」
猫「待ってくださいまし!!白銀さまー!!」
白「わしのもふもふは本体ではないと幾度言えばわかるのだ猫よ」
猫「モフモフですわーっ!♪」
白「まぁいいが…猫、荷物を貸せ。持ってやろう」
【ネコ科の2人帰宅】
白「帰ったぞ」
猫「ただいまですわ〜翔さま、丹さま!」
翔「おかえりなさい!これはまた…買い込みましたね…何人で食べるんです?この量…」
丹「しろ、それなに」
白「これか?適当に皆が好みそうなものを買ったのだ」
猫「私もまだ確認してないですわ…」
翔「一緒に行っていながらなぜ確認しないんですか全く…」
猫「気づいたらもう買ってたのですわ!私は悪くないですわ!」
白「猫を責めるな翔。そもそも素晴らしい食材を選んであるからそう目くじらたてることはない。」
丹「翔さん、これ見て…」
翔「これは…」
猫「紅茶に鰹のタタキに牛のブロック肉にチョコレートにマーマレードにワインに日本酒に……ピーマン………」
翔「ピーマン。」
丹「ピーマン…?」
白「くわえるためだろう?」
丹「鍋に?」
白「口にだが?知らないのか、猫科の習慣だぞ。ほらこのように」
猫「料理にと思ったら、口にだした猫科は初めてですわ。」
翔「ピーマンは置いておくとしても…どんな鍋想像したんです???」
白「なにか問題か?」(モゴモゴ
丹「はぁ…」
猫「丹さま、がっかりしないでくださいましな、私はちゃんとした材料を買って参りましたから鍋は作れますわ!」
丹「うん…」
白「わしも手伝おう!」
翔「あなたはなにもしないでください(怒」
白「イラついているのか?ドウドウ」
翔「馬みたいに言わないでください(怒」
白「馬だろう?」
翔「虎が(怒)黙りなさい」
丹「二人ともやめて。お腹すいたからはやく作ろう。」
猫「翔さまなにやってらっしゃるんですの?早く手伝ってくださいましな」
翔「すみません…」
【白翔猫丹、鍋の準備】
猫「丹さま、このお皿を向こうへ持って行ってくださいまし」
丹「うん、これは?」
猫「柚子胡椒ですの?ではそれも」
白「準備は順調か?」
翔「順調ですよ貴方は向こうで丹くんの手伝いしててください」
丹「しろ、行こう、御釜持っていける?」
白「あぁ。えらくたくさん米を炊いたなぁ、こんなに食べるのか?」
丹「食欲の冬」
白「そこは普通秋だ」
翔「師弟2人、口より手うごかしてくださいよ」
猫「翔さまはなんだかお母様みたいですわね」
翔「…世話焼きすぎなのは自覚しているのですが、つい。」
猫「おほほ、翔さまったら。さて、出来ましたわ!白銀さま!丹さま!具材をはこんでくださいまし!」
丹「どのくらいで食べれる?」
猫「様子見ながらですわね、野菜だと五分くらいで食べれますわ」
白「猫、あの肉はどうした」
猫「ブロック肉ですの?あれは鍋には向きませんから…」
翔「私が後日ローストビーフにでもしましょう」
丹「ローストビーフ…(期待の目」
白「火を通すのか!?!?あんないい肉に??!!」
丹「普通はそうやって食べるよ、しろ」
白「そうか…?」
翔「そうなんです」
白「残念だ…」
翔「猫屋敷さんさっきから固まってますけど大丈夫ですか?」
猫「白銀さま…柚子胡椒全部鍋に入れちゃったんですの!?!?」
翔「え」
丹「…!」
白「あぁ、鋭い香りが食欲を増進してくれるというものだな、猫は調味料のチョイスもいい、さすがだ」
猫「ニ”ーッッッ!!!!!」
翔「まったく貴方って人はどうして…」
丹「鍋が…」
猫「(しくしく泣きだす)」
白「…ッッ!?!?いや、あの、すまん猫、わしは何か悪いことをしてしまったようだが、故意にやったわけではないのだ、許せ」
翔「猫屋敷さん、まだ挽回できますよ、スープを入れ替えましょう」
丹「お出汁の予備とってくる…」
猫「ひどいですわ!白銀さま!せっかく私がおいしく作ったのに!!」
白「すまん…」
丹「翔さん、お出汁入れていい?」
翔「えぇ、入れすぎないように気をつけてくださいね」
猫「味見…しますわ(ズズッ」
白「どうだ…?」
丹「食べれそう??」
猫「おいしいですけど有無を言わさない柚子胡椒の主張が激しいですわ!」
翔「柚子胡椒鍋になっちゃいましたね…」
丹「おいしいなら別にいい、いただきます」
白「わしらも頂こう。そうだ、猫、今度何か詫びをしよう」
猫「もふもふがいいですわ!!」
丹「ご飯、おかわり」
翔「丹くん相変わらずよく食べますね〜」
白「食欲の冬だそうだ」
翔「普通は秋ですよね」
丹「おいしいものはお腹いっぱい食べなきゃ」
猫「丹さま、たくさん用意してありますわ!たくさん食べてくださいましね!」
翔「これ絶対皆さん食べたあとゴロゴロして私1人で片づけるやつですね(独り言」
白「猫科はこたつで丸まる義務があるのでな」
猫「ですわ〜〜!!」
丹「僕は最後まで残さず食べて片づけ楽にするお手伝いできる」
翔「…(ため息」
おしまい