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32ec GARDENシナリオ「星の籠庭」

  • 人物

    人物:【片目を隠した少女・シャウラ/NPC】

    広間にいる。
    いなくても、呼べばどこかから返事をして出てくる。

    「ごめんね、忙しくって・・・なにか御用?」

     
    <ステータス>

    HP6攻撃4魔適4耐久4魔耐3素早さ9

    所有武器(時計の影に隠している)

    メランコリア
    …短刀。細くて青い刀身をしている。固定ダメージ3



    固有スキル

    【魔法剣・氷刃】1d4+3 *魔法攻撃扱い
    【おまじない】1d5 対象のHPを回復
    【大蠍召喚】 大蠍を盾にします 
           1d5のダメージ軽減  

    共通スキル

     攻撃_素手 攻撃_武器、庇う
     幻視、忍び歩き、隠れる

    <注視>
    片目を青い髪で隠した、細身の少女だ。年は15歳ほどに見える。
    なにやら忙しく広間をぱたぱたと出入りしている。

    <聞き耳>
    少女らしい、すんだ声だ。

    <精神分析>
    探索者の出現に、そう驚いてはいないようで、むしろ慣れたものといった様子。
    普通の客人のように迎えてくれている。




    ・時計の事
    「あの時計、不思議でしょ?でも、用事があるときしかいじっちゃだめ。
     もっとも、鍵をかけて、いじれないようにしているんだけどね
     何故って? ──それは、秘密!」

    ・鍵の事
    「ああ、鍵・・・預かってはいるんだけど、魔術師さんの許可がないから・・・」

    「ごめんね。あたし、ここを任されている身だから。」

    →話術ロールに成功 <情報:札の色>

    「・・・じゃあ、資料室の秘密の開け方だけ教えてあげる。」
    「札の色はみた?実は、色が変わるのよ。それと反対の色の魔法を使えば・・・」

    「ええ、真っ白!?うーん、やっぱり中で悪戯している子がいるのかも。もう一度、行ってみたら?」

    →説得ロールに成功

    「どうしても? うーん・・・大丈夫かな・・・」

    「時計は絶対にいじっちゃだめよ。それが約束できるなら」

     アイテム ★魔法の鍵 入手

    →ドッペルゲンガーのこと
    「あの子たちに会うの!?・・・だめよ。あの子たちとっても悪戯好きで、キケンだから。
     これを持って行って。きっと役に立つわ」

     アイテム ★少女の手鏡 入手

    「ずいぶん昔に、魔術師さんがあの鏡に封印したのよ。
     いつも隠れてるから、なんの変哲もない鏡に見えるけどね」


    ・黒衣の魔女の事

    「ああ、廊下の像のことね。綺麗な手をした人でしょう」

    ・焼かれる魔女の事

    「・・・。いやね、今日はそんなものが見えたの?
     あまり、気にしないでね。魔女の火あぶりなんて、よく聞くでしょ?」

    →説得、話術ロールに成功
    「・・・ひどい話だとは思うわ。だって、あの人は人を愛しただけだから。それだけよ。
     魔女は愛を知ってはいけないんですって。本当に、寂しい人だったの」

    →詳しく聞く
    「・・・ごめんなさい。これ以上は」
     
     少女は口を噤んでしまいます。

     <精神分析>
      すごく怯えていて、これ以上思い出したくないといった表情。
      こころなしか震えていて、目も赤い。




    人物:【星宵の魔術師・キーウェ/NPC】

    広間に現れる。
    毎17時、3つの質問、あるいは15分間だけ話ができる。

    所有武器

    つけ爪 ・・・杖代わりのとがった爪。固定ダメージ2

    固有スキル

    【星天の宴】1d3ターンの詠唱が必要
          流星群による全体攻撃。1d(魔法適正)のダメージ

    【星の導き】
        自身/他者に使用可 1Rに1回 宣言技能
        ダイス結果に(自身魔法適正-1d)を加える

    【蝕む闇】
        1戦闘につき1回まで使用可
       
        3Rの間、
        敵PTのあらゆる技能に1d6のマイナス修正を加える


    共通スキル
     幻視、隠れる、忍び歩き
     攻撃_素手 攻撃_武器
     狐火、結界


    所有アイテム
    ★陰る月
     1回だけ使用可能。1Rの間固有スキルを封じる

     倒すと、★陰る月を報酬としてもらえる




    <注視>
    虹色をした長髪のやややせ気味の男。青いマントをはおっている。
    忙しそうに腕時計を確認しながら、マフィンをほおばっている。

    <聞き耳>
    もそもそマフィンを食べる音がする。

    <精神分析>
    忙しそうではあるが、探索者の出現を面倒には思っていない様子。
    さっぱりした対応だが、一応客人として迎えられているようだ。

    @幸運のコインを見せると、アイテムの交換ができます。
     →アイテム:★幸運のコインへ


    ・名前を聞く
    「ああ、申し遅れました。星宵の魔術師、キーウェと申します」

    ・帰る方法
    「ご迷惑をおかけしましたね。館への滞在や探索は自由ですが、
     帰りたいのでしたら扉を用意できますよ」

     帰りたい、というと魔術師はほおばっていたマフィンを飲み込み、
     長い付けづめをひと振りします。
     
     すると、大きな扉が現れます。探索者たちはそれをくぐることができます。
     シャウラが見送りに手を振ります

     「さようなら、旅の方。気を付けて帰ってね」

     @館から脱出し、シナリオクリアとなります


    ・鍵のこと
    「ああ、鍵ですか。・・・見たところ、あなたたち旅には慣れていそうだ。
     鍵を渡してもいいでしょう。
     自由にお使いなさい。ただし、身の安全は保障しませんよ」

     ★魔法の鍵 入手

     →すでに入手している場合
     「ああ、そういえばシャウラに渡したままでした。あの子から受け取りましたか? 
      ・・・よろしい。見逃すとしましょう。ただし、身の安全は保障できませんよ。
      もう遅いかもしれませんがね」マフィンをほおばりながらいいます。

    ・猫の事
    「あれは私の飼い猫です。まったく、どこをほっつき歩いているのやら。
     いつも腹を空かせているから、餌でもやればすぐによってくるでしょう。
     
     ・・・まあ、生憎その餌を切らしているのですが。
     人間の食べる物をやっても無駄ですよ、変に躾がよくてね」

     →説得、話術ロールに成功

      「弟子に買いに行かせましたがね
        ・・・どこに行ったんでしょうか、てんで姿を見せませんね」

     →弟子?
      「シャウラの双子の弟です。見かけませんでしたか?
       顔はそっくりなので、すぐにわかるはずです」



    ・(名前を出して)レサトのこと
    「ああ、名前を聞くのもいまいましい。
     ・・・弟子ですよ、猫の餌を買うのを頼んだっきり顔を見せなくてね」

    ・(大樹の星での事を話す)
    「はあ・・・異世界ですか。
     この世界じゃあんまり珍しいことじゃありませんけど、聞いたことないですね。
     まあ、居場所がわかっただけでもいいでしょう。
     もう15ですし、自分でなんとかしてほしいところです。
     記憶が戻ったら、猫の餌を早くしろとだけ伝えてください」


    ・椅子の部屋のこと

    「あの部屋は倉庫兼寝室です。慣れると結構寝心地がいいんですよ」

    「あの部屋にとくに仕掛けはありませんよ。寝どこにそんなものがあっちゃあたまらないでしょう」


    ・広間のこと

    「ここですか?綺麗に掃除されているのはシャウラのおかげですね。あの子はよくやってくれています」

    「ここで日に当たりながらうたたねをするのが私の日課です。早く休みがほしい」

    「時計については、ノーコメントです。触ればわかります」

    「暖炉で魔女を・・・?あなたたち、何か憑いてます。そりゃ、相当運の悪い人が見る物です」


    ・庭のこと

    「こちらはあまり手入れされていませんね・・・草は仕方ないんです。時計を見たでしょう?
     伸びたり縮んだり、まあとにかく大変なんです。あれでも落ち着いている方ですよ」

    「旅の方、もしお暇なのであれば、太陽の日に手入れをしていただけませんか?
     あの日なら1日中明るいので、作業がたやすいはずです。
     庭の手入れの道具はシャウラから受け取ってください」

    「魔女の像?あれははやくどかしたいんですけどね・・・そういうわけにもいかないんですよ」
     
     魔術師はそれきり口をつぐんでしまいます。
     
    ・隠し部屋のこと

    「ああ、あれを見つけましたか。特に何もなかったでしょう?
     シャウラたちが小さい頃、使っていたままになっていますよ。
     ピアノも自由に弾いてくださってかまいません。
     ・・・一言だけ言うなら、あまり無駄な詮索はしないことです」

    ・願いの林檎のこと
    「あれは私にとっても希少品でしてね。ひょいと出てくるものではないです。
     欲しかったら悪魔と交渉でもするんですね」

    ・悪魔について
     「ここに一匹住み着いてるのがいますね。
      奴には貸しがありましてね、色々と野暮用を片付けてもらっています
      名前を呼べばすぐにでてきますよ」
      
     「"ファウスト"という名です。
      何か面白い物を用意すれば、褒美をくれるかもしれません。意外と気のいい奴です」
     

    ・黒衣の魔女のこと
    「あれは私の妻ですよ。見ての通り魔女です」

    それきり口をつぐみます

    →説得ロールに成功

    「燃やされる彼女を見たんですね?……魔女は愛を知ってはいけません。妻というのも、それは契約上の関係です。
     彼女は私の本物の妻、母親になろうとしたのです。そして悪魔に焼かれました。死罪です。
     ……こんな話を聞いて楽しいでしょうか?どうか、放っておいてくれませんか」

    →話術ロールに成功
    「私も彼女が恋しい時はありますよ。でも、過ぎ去った事なのです。放っておいてくれませんか」

    →精神分析
    ピリピリした空気が感じられる。触れてほしくないようだ。何かを警戒してるようにも見える。



    <野イチゴを見せると、質問がいくつでもできるようになります>
     
     ものすごい勢いで後ずさりした魔術師は
     マフィンをとりおとしおまけにのどに詰まらせてせき込みながら叫びます。

     「ひいい、それをどこで見つけましたか!?」

     蒼い顔をして震えながら指さす先には探索者の手にした可憐な野苺。

     「近づけないでください!
      お、おのれ、それだけは駆除しろと念に念を押しているのに・・・
      やめてくださいそれ以上近づけないでください死んでしまいます!!!!あっ」

     息を荒げて白目を向いた魔術師はそのまま泡を吹いて倒れてしまいました。

     「どこが怖いと・・・おっしゃるんでしょうが・・・ダメです・・・私には・・・その・・・」

     「ぶつぶつが・・・」

     それだけ言うとかっくり意識を失ってしまいます。だめだこりゃ。


     *応急処置をするか、1時間ほどたつと復活しています。

    「はあ、えらい目にあいました。今日はお仕事取りやめです。質問でもなんでもどうぞ。好きなだけ」

    力なくそういうと、広間の椅子にだらりと腰掛けました。

    これ以降、魔術師はこの場にいます。
    パーティーに加えることもできます。





    人物:【蜘蛛の悪魔・ファウスト】

    館の中で名前を呼ぶと呼びだすことができる。

    「よォ、迷子サンたち。
     何か聞きたいことでもあるのか?俺の知る限りで、答えてやるぜ」

    @幸運のコインを見せると、アイテムの交換ができます。
     →アイテム:★幸運のコインへ

    <注視>
    逆立った黒髪に赤い目をした、背中に蜘蛛の足を生やした悪魔。
    15歳ほどの少年のようにも見える。
    翼はないが宙に浮くことができ、自由に消えたり現れたりもできるようだ。

    <精神分析>
    探索者たちに危害を加えたりする様子はないようだ。
    悪意とも善意ともとれぬ薄笑いを浮かべており、
    その真意は探索者たちに読み取ることはできない。


    ・館の事、施設について
    「星宵の魔術師の家だ。
     へんてこな仕掛けや、魔術師が持ち帰った変わった品はところどころにあるだろうな」

    「お前たちじゃ、館の外に出ることはできないナ。
     まあ、出たって辺鄙な土地だ、あたりにはなにも無いぜ」 

    ・ドッペルゲンガーについて
    「ヒヒ、悪いな、暇だったもんで、
     アイツらを利用してなにか面白い事がおきないかと試したのさ。
     死なずに済んだんだろ?じゃあいいだろう、そう怒るなよ、ヒヒ」

     悪魔は目を細めて愉快だといった風に笑っています。


    ・シャウラについて
    「シャウラは魔術師の付き人だ。小さいころから面倒を見てるが、まあ、健気な娘だね」

    ・Lの文字について

    「L?ああ、レサトの事か。シャウラの双子の弟だ。娘とは違って、不遜で生意気なヤツだよ」

    ・双子の出自について
    「あれらは魔術師が作った、大蠍を封じるための器だよ。
     人間と同じように心を持って、同じように年をとり成長する。
     魔術師と契約上の"妻"にあたる夜闇の魔女、あの黒衣の女だ、
     いつしかそいつが自分の子のように可愛がり始めてね。
     血はつながっていないが、双子の母親にあたる女だよ」


    ・魔術師について
    「キーウェの事か?あいつは夜闇の魔女と契約を交わした、”星宵の魔術師”だ。
     悪魔の間じゃ"星宵"と呼ばれてる。
     ヒヒ、余談だがな、アイツはイチゴが大の苦手なんだ。
     双子が幼かったころ、よく弟の方が悪戯に摘んできて、遊んでたナ」


    ・魔女について
    「ヒヒ。お前たち、魔女に興味があるのか?
     あれはシャウラの母親さ。もう10年も前に死んだがな。
     ……暖炉を見たか?運がよければ、魔女の最期を見ることができるかもしれないナ」

    もっと魔女について、詳しい情報

    「ヒヒ。じゃあ、話してやるか。
     あの魔女はね、自分が狂って心を失くす前に、
     自分の息子に、自分を殺すように願ったのさ。
     
     結局、その行為自体を悪魔の裁判にかけられて、
     魔女の魂は、火あぶりの刑にされたんだ。
     今もずっと悪魔の巣で燃やされて続けていることだろうナ」


    ・魔女の亡霊について

    「アイツはね、その魔女の怨念みたいなもんさ。
     腹に子がいるが、ありゃ双子じゃない、蜘蛛の子だ。
     よほど子が恋しいんだろう、この屋敷に住み着いたままだ」

     
    ・林檎について
    「あァ?もうやらねェぞ。食ったか?人間にとっちゃ、結構な美味だそうだ、ヒヒ」

    12/01/14 32ec
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