なにがしたいかといえば、たぶん逃避行的な生活がしたいのです。
いま日本で、東京で暮らしている。電車で通勤してうさぎになっています。
一週間頑張って疲弊しきった企業戦士達がひとときの安らぎを得て帰っていくのをみるのは結構好きです。網タイツとハイヒールとうさぎの耳で癒されるのならばそれでわたしも楽しいのならばいいじゃないか。彼らが日本の経済の歯車を少なからずまわしているのだから。そんな企業戦士達のおもいに似たところが私のこの計画にもあるかもしれない。
本当は大学にも行きたいし(でも4年間も通えねえ)もっといろいろなことを勉強して吸収したい。ロンドンにも戻りたい。他の国にももっと行ったり住んだりしたい。わたしの生まれたこの国と私の家族は酷く私を疲れさせときに泣かせもするのですよ。なんて酷いやつらだ。
けれど愛想がつきたりするわけでもなく、離れる事もできず、ただ息のしづらいままに時がすぎて、ペルーに行ったらスペイン語の学校に通って学生気分を味わいたいなあなどと思う様になった。
街の雰囲気は全然違うと思うし、治安も悪いし、宿にいるひとは変なひとばかりだろう。そして女一人でとつぜん南米に行ってるわたしも変なひとの一員なわけで、きっとおもしろおかしく楽しい出会いが待ち受けている事でしょう。
そういうひとたちをひとりひとり話を聞いてまわりたい。イメージはアジアンジャパニーズの南米版。
べつにこれが、なんの実にもならなくたっていいかなと思える様になった。
それはそれで面白い体験だったといえるし、生きてればなにかの糧になる。交通事故とかで死んだりしなければ。
そう気楽に考えていけたらいいなー。