てくてく
nm12761496
歌:小豆野こまめ
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乾いた風が髪を撫でて 街へと消えてく
冷たい両手組み合わせた 大事なものが逃げないように
小さく口ずさむ歌は 君が好きだったバラード
思い出したのは 君に教えた花言葉
てく てく
今日も僕は日常を歩く 踏み外さない程度に
take take
届けてどうか あの子が今日も歌を歌えるように
割れた鏡の欠片を探して 空を見上げた
冬の星座が巡る思考をさらって 光年の彼方
小さく手を振った 飛行機の行方は知れない
思い出したのは 君に借りたままのS・F
てく てく
今日も僕は日常を歩く 踏み外さない程度に
tech tech
届けてどうか 遠くの街まで 音の速さを超えて
さあ
今日も僕ら日常を歩く 踏み外さない程度に
take take
届けてどうか 僕らが今日も歌を歌えるように
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