「エンハンスト(強化)」型という、TOPIXを2%程度上回るような「中リスク・中リターン」目標も併用される。「教科書通りに1株当たり利益が多い大型株を選び、そこから銘柄を絞り込む」という。
GPIFが狙う、王道10銘柄とは…!?
ファーストリテイリング(東1・9983)
3万2100円(100株)
着実な利益成長に加え、長期的な経営拡大戦略も明示。日々の売買も活発であり、マイナス点が少ないのが強みだ。
住友商事(東1・8053)
1304円(100株)
三井物産や三菱商事に比べて経営効率を示すROEが高い。配当も高水準のため、長期投資のGPIF向きか。
住友電気工業(東1・5802)
1306円(100株)
製造業の中でもROEや自己資本比率の高さは群を抜き、時価総額1500億円超の大型株の中では最高スコア。理屈を買うGPIFが好きそう。
三菱食品(東1・7451)
2685円(100株)
ROE9%台でPBRは1.2倍台とおとなしめ。収益基盤が安定しているほか、IR(投資家向け広報)にも真剣に取り組んでいる。
日産自動車(東1・7201)
1044円(100株)
海外生産比率の引き上げなど、経営改革のスピードには定評がある。配当水準も高く、自動車セクターでは外せない銘柄だろう。
クレディセゾン(東1・8253)
2357円(100株)
流通系カード会社でトップ。業界トップ銘柄は真っ先に買いの候補として検討される。財務体質も堅実で、買いやすそうな銘柄だ。
東ソー(東1・4042)
348円(1000株)
総合化学の一角として海外展開を強化。化学大手は業績変動に周期性のある「シクリカル銘柄」と位置づけられ、機関投資家に人気だ。
住友林業(東1・1911)
1016円(100株)
年金系の長期投資家に古くから人気がある。売上高が変動しても利益率は一貫して上昇しており、経営管理能力の高さは超一流。
ニチレイ(東1・2871)
489円(1000株)
冷凍食品と冷凍・冷蔵倉庫が収益を支える。今期は最終利益が過去最高に接近の見込み。機関投資家は最高益や連続増益に弱い。
住友金属鉱山(東1・5713)
1278円(1000株)
高い収益性に加え、資産対比でも割安感が強い。外国人投資家の長期保有も多く、機関投資家に好まれる銘柄の代表でもある。
この記事は「WEBネットマネー2013年10月号」に掲載
世界最大の機関投資家GPIFの最新日本株戦略(ネットマネー) - ニュース・コラム - Yahoo!ファイナンス http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20130906-00001089-netmoney-column