「預金超過の状態は続いており、投資はしなければならないが、退避資金として日銀当座預金においていてもいいと考えることもできる。債券投資がチャンスになる局面は必ずあり、現在の流れで言えば、一定の金利が発生した時だ。ベストの組み合わせは、景気が良くなり、インフレ期待が生じ、日銀がテーパリング(金融緩和縮小)に入り、市場からの買い入れ額を減らしていくようなタイミングだ。その時は、逆に民間銀行が日銀の保有分を肩代わる環境になる」
――国内ビジネスの注目点はどこか。
「デフレ化で預金に置いていた資金が、投資に向けて動き出す兆しがある。CPI(消費者物価指数)が0.9から1%、あるいは1.5%になると、インフレ的な資産に移さないと競り負ける。来年は個人の貯蓄から投資への動きが本格化する年ではないか。アベノミクスはそれをサポートする政策に見える」
「また、高齢化の進展で、個人のニーズは資産の承継や相続、事業の引き継ぎ、事業承継ビジネスに出てくる」
インタビュー:日本国債依存の収益体制からすでに脱却=三井住友FG社長 | Reuters http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE9BN07L20131224?pageNumber=3&virtualBrandChannel=0