1月28日収録生放送用声劇台本②
「たんけんずきっちん!」
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ハイネ:ハ
ツクヨ:ツ
小太郎:小
ファリガ:フ
裏ファリガ:裏
(裏ファリガは、ファリガ担当が声とトーンを変えて演ずるものとする)
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ツ・ハ「こったろっ!」
(ツクヨ、ハイネ小太郎に飛びかかる。)
小「ん…!?お前らか…相変わらず元気だな…」(はじめに、驚きながらの表現)
ツ「おれらはいつでもいちおくぱーせんと元気だぜ!!」
ハ「おかしたべにいくですよ、なくなるのでさっさといきます」(ひっぱりながら)
小「うおっ!?おい、引っ張んなって…」
ツ「おらおらー!こったろー!お菓子が逃げちゃうぞー!はやくはやくー!」
【場面変換】
フ「りんごの安売りをしていたのでついつい、沢山買ってしまいましたが…この量ボク一人では食べきれませんね…」
ツ・ハ「おじゃましまーす!!」
フ「おや?ハイネさんにツクヨさん!それと…小太郎さん」
ツ「やっほやっほファリガー!お菓子まだ逃げてないかー?!」
(ツクヨ、家を見渡す)
ハ「てぃーたいむしにきたです!おかし、、、ふふ、、、」
小「よくわかんねぇけど…邪魔する…」
フ「お菓子は逃げたりしませんよ(笑)みなさん揃って来てくれたのは嬉しいのですが…あいにく今あるのはお菓子ではなく大量のリンゴしかないのですよ」
ハ「り、りんご、、、むぅ、、、」
ツ「なんだー…みんなでりんご丸かじりきょーそーするしかねーのかー…」
ハ「まるかじりなんてはいね無理です、、、」
フ「そうですね…丸かじりはボクも遠慮します」(困ったような笑いで)
ツ「けちー」
小「…なんか、作ればいいんじゃねぇの…?ファリガとハイネ、そういうの得意じゃなかったか?」
ハ「ふふ...えっへん!はいねはよくふぁりがのお手伝いしてるので、お菓子づくりはまかせろなのですよ!」
フ「お菓子作りならボクの出番ですね! 折角なのでツクヨさんと小太郎さんもお菓子作り、一緒にしませんか?」
ツ「えー!!!いいのー!つくるつくるー!」
小「菓子なんて作ったことねぇけど…」
フ「どうせ作るならみんなで作ったほうが、楽しいですからね(笑)」
裏(俺様がいかに素晴らしい調理技術を持っているか存分に見せつけてやろう…!)
ナレーション
『説明しよう、ファリガ君はとっても裏表が激しい性格なのだ!』
ハ「きまりです、みんなでお菓子つくるです!」
ツ「ファリガー!りんご使って何作るんだー?!」
フ「うーん…初心者でも簡単に作れて沢山食べられるケーキとかはどうでしょう?」
ツ・ハ「けーき!!?」(キラキラ)
フ「ふふ…ではリンゴケーキで決まりでしょうか?」
小「いいんじゃね?」
フ「決まりですね!それではリンゴを持ってキッチンに行きましょう」(楽しそうに)
【4人はキッチンへ】
ツ「うおー!!ファリガのキッチンおもしれー!」
(ツクヨ、キッチンをいじりつつ)
小「なんつーか、本格的だな…」
フ「これくらい揃っていて当然ですよ」(ドヤ顔)
ツ「ファリガー、おれなにすればいいんだー?」
フ「ではまず、必要な材料を用意しましょう!」
ハ「はくりきこ...??」
ツ「おこめみてーなまっしろいやつはおれがやるぜー! あ」
(薄力粉を盛大にぶち撒けてツクヨが真っ白に)
フ「ツ、ツクヨさん!?!?」
(慌ててツクヨくんから薄力粉を取り上げるファリガ)
小「おい大丈夫か…」
ハ「ツクヨ、おじいちゃんみたいですね!ぷぷ、、、」(含み笑い)
ツ「は?!じじーじゃねーし!(怒)くっそ~おのれはくりきこ~~~」
フ「まぁまぁ…ここは、ボクが片付けますので、ツクヨさんとハイネさんはこのボールにお水を入れてきて下さい」
ツ・ハ「はーい」
ハ「じゃあハイネはおさとうもってきます」
フ「ありがとうございます、さすがハイネさんですね!」
ハ「ふふふ...ハイネだってやるときはやります」
小「俺は何すればいい?」
フ「小太郎さんはリンゴのカットをおねがいしますね。カットしたリンゴはボールの中にいれておいて下さい」
小「ん…わかった切り方、こんな感じで大丈夫か…?」(切りながら)
フ「くっ…そんな感じでおねがいします…!」
裏(なんでこいつこんな上手いんだ…)
ハ「ほぁ~、、、小太郎、ほうちょう上手ですね!」(見とれながら)
小「べ、べつに上手くねぇけど…料理は、たまにしてるからな…(照れ)」
ツ「うおー!こたろー、まるでさむらいのようなほーちょーさばきだな!しゅばぁ!しゅとぉ!」
(ツクヨ、侍の真似)
小「褒めてもなんも出ねぇぞ…ん?ファリガどうかしたか?」
フ「いえ…別に…!小太郎さん、リンゴのカットお上手なんですね」
裏(くそ…俺のほうが上手いし…!!!!)
フ「ではリンゴの下準備も終わりましたし、他の材料を混ぜていきましょう」
ツ・ハ「りょうかい!」
小「了解…」
フ「ここで隠し味を入れても良いですね♪」
ツ「そうだな!!かくしあじならこのおれさまが選んだ、とっておきをぶち込んでやるぜおらー!」(勢いよく)
ハ・小・フ「え………」
ハ「おこめケーキ...うぷ...きもちわるい...」
小「これは…ちょっと…」
フ「ツクヨさん、これはお米ですよね…?」
ツ「うえ?なんで??お米けーきにしないのか??へ??ほえ??」
【幕間】
フ「色々ありましたが…なんとか完成しましたね」
小「米、取るの大変だった…」
ハ「はやくたべるですよ」(キラキラ)
ツ「はやくみんなでたべよーぜ!!」(わくわく)
全員「いただきま~~す!!」
ハ・小・フ「ウ″ッッ……」
(ツクヨ以外まずそうに)
ツ「うんめぇ~~~~!!!」
(ツクヨ、味音痴)
小「……なんか味おかしくね…」
ハ「しょ、しょっぱい……」
フ「ハイネさん、あの時に入れたものは砂糖ですよね?」
ハ「しろいから、多分さとうですよ?えーっと、、えす、、?えー?えいごわかんないです!」
フ「それ塩です…」
小「塩だな…」
ツ「けーきにしお……しんかんかくだな!!」
フ「…………」(静かに怒り)
小「お、落ち着けファリガ…塩も案外、食ってみればいけるんじゃねぇか…?」
ツ「しょっぱいりんごけーき、うんめ~!う~ん、米入れればさらにうまかったかな~」
ハ「つくよの感覚、ぜったいおかしいです、、」
(↑ハイネ、ツクヨ、フォローに反するように、独り言で)
裏「フ、フフ…お米ケーキに塩か……お前らはもう料理するんじゃねぇ!!!!」
おしまい