最後の数日間のリマ。
American Airlineのオフィスに行くのが目的だったので、リマについてすぐ空港で、英語が話せるタクシーの運ちゃんを探す。
そして交渉。「AAのオフィスに行き、私の用事が終わるまで待って、その後宿に連れて行け」
宿までが25ソルくらいが相場、と聞いていた。AAのオフィスは空港から遠い。運ちゃんは100ソル出せと言ったので、80ソルにまけてもらう。
日本円で2400円。まあ妥当な線だろう。
英語とスペイン語をまじえた交渉で、本当に本当に英語喋れてよかった!と思った。
スペイン語も、もっと勉強しよう…
運ちゃんはAAの場所を知らなかったらしく、無線で仲間のドライバーに場所を聞いている。
そうこうしているうちにどこか判明し、世間話をした。
ワニが見たい、とかアマゾンに行きたいとか言っていたら、俺はツアーガイドもやっているから何かあったら連絡しろと名刺をもらった。
AAのオフィスにたどり着き、交渉をするも微妙なかんじ。とりあえず宿に行こう。宿は初日に泊まった日系ペルー人のひとがやってるとこ。
宿にも若干迷いながら辿り着く。何故か当初言われた額より多めに請求されたのでつっぱねるも、今度はチップをくれという。
これ、断ったんだけどよく考えたら普通にあげるべきでしたね。あんなに色々アレンジメントしてくれたのに。荷物も運んでくれたし。
今度ペルーに行ったらちゃんとあげることにします。マヌーエルさん、世間知らずでごめんなさい。
宿について、ネットして、またイギリスの友達からskypeが飛んできて話したり・・・
この数日間の記憶、あんまない。
ご飯は近所の韓国料理屋に毎日通っていた。
チャプチェバップ、っていう麻婆春雨ごはんみたいな料理にハマっていたんだけど、いかんせん韓国料理。おいしいけど辛い。
ウェイトレスはペルー人。スペイン語で「辛さ控えめ」と伝えなければいけない。
辞書で調べた結果「ポコ ピカンテ」(ポコ=すこし ピカンテ=辛い)と言えば伝わるっぽい。
何日目かの夕飯に訪れた際に、勇気をだして言ってみた。「ポ、ポコ・・・」「ポコピカンテ?」
言い終わる前に補足されたうえに「私もいっつもそうなのよ〜辛過ぎるわよね〜!」的なことを、ウェイトレスのお姉ちゃんは言っていた。
やっぱり辛いよね。
後に判明したのだが、ここのウェイトレスは全員英語が話せた。最初から英語で伝えればよかった・・・。
最終日は謎の日本食モドキをこの店で食べたのですが、まあ言うまでもない結果でありました。
最終日に宿から去る時、タクシーの中からリマの街並を眺めた。
多分、また来るだろうなあ。と確信していた。
空港でペルーのお酒を買うも、何故かトランジットのLAで没収された。
税関で検閲済なのに・・・。預ければ良かった。
むしゃくしゃしたので、LA空港の中のロクシタンでハンドクリームと香水を買った。
帰りの飛行機が5時間遅れになり、ミールチケットをゲットしてタコスを食べた。おいしかった!
空港内に無数に存在する、コンセントがついた柱の一角を陣地にして無限にインターネットし続けた。暇だったし。
時々、近くにいた黒人のお兄ちゃんに荷物を見張っててもらってトイレに行った。
日本人のツアー客が、飛行機が遅れた理由とかミールチケットが配布される事がわかってなかったぽくて(ツアーガイドがどっかに行っちゃったらしい)教えてあげた。
帰国したら日本むちゃくちゃ暑くてぶっ倒れそうでした。