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「プリティが多すぎる」タイトルが面白い、大崎さんの本です。
大学生のころから文芸とかをめざしてきた男性主人公に移動命令が出たのはティーン雑誌の編集部。
ティーン雑誌はきらきらしててピンクは多いし「かわいい」が理解できない。
最初はくさくさしてたけど持ち前のバイタリティを発揮していくって話しです。
全体的にはまあまあでしたけど、どのキャラクターも魅力がなくて終わっちゃったかんじです。
どんなときでも恋愛を絡めたいという強い気持ちはないつもりですけど、信頼関係も薄いような…?
とにかくつながりが薄く感じました。
そしてティーンでもモデルはモデル。
その後の人生がかかっている世界にいるのはしんどそうです。
子役でブレイクした子供がそのときをピークに落ちていくってみかえるし想像もできます。
ある程度はおもしろいんだけどどうも物語としては足りないところがありますね。
大崎さんの本はいつもわくわくするようなところがあるんですけど、今回はそこらへんはありませんでした。
少々残念です。