だだもれ111
心配性のヒーロー。
主人公はある日、飛べることに気付いたが、もし飛んでる途中でその能力を失ったらと考えると怖くて飛べない。電柱を軽くへし折る力もあるようだが、それで電力会社から損害賠償を請求されると考えたら怖くて(略)、物を透過して見ることもできるようだが、それで視力が失われ(略)、壁をすり抜けることもできるようだが、もし壁をくぐり抜けている途中で(略)。
映画『魔女の宅急便』のクライマックスシーンを見ながら思う。なぜキキはあれほどまでに無謀なのか。だってデッキブラシだよ。ホウキでなく。
かつて同じようにスーパーパワーを持っていたがやはり使わなかったために力を失った老人がメンターになる。