だだもれ135
朝日2011年5月20日付夕刊 赤川次郎のコラム。
脱原発の話で、ある作家が「餅を喉につまらせるからといって餅は禁止されない」、ビートたけしが「交通事故で人が死ぬからといって車は規制されない」というようなことを言っていたそうで(ビートたけしは「北野武」で名指しだったが、小説家の方は「某作家」となぜか名前が伏せられていて誰のことやら不明)、赤川次郎は「餅を詰まらせた老人の周囲二十キロ圏内が立ち入り規制になるのか、交通事故を起こした車を石棺に封じ込めなくてはならないのか」というようなことを。赤川次郎は以前にこのコラムで石原慎太郎も批判していたが、ここしばらくいろいろ立腹の様子(イラク人質事件のときの高橋源一郎みたいにまた朝日が赤川次郎や池澤夏樹や大江健三郎を風見鶏扱いしているのではないかという疑念が……)
しかしそれよりも、このコラムを読みながら、「"餅を喉につまらせた老人の周囲二十キロが立ち入り規制になる"って、映像にしたら面白いかもしれない」……などと、つい。