だだもれ152
題名案「魔法でお仕事」「魔法がお仕事」「魔法のお仕事」「魔法世界の仕事術」「魔法の世界の仕事術」
……
「水を固める」ただそれだけの魔法。子供にもできる(泥団子を作るような)。
そういう伝統工芸(魔法工芸?)がある、とする。たとえば、水を球体のままにして、水晶ならぬ「水球晶」を作り、オブジェにする。魔法が解けると水は流れてしまう。
名工の作品は何百年たってもそのまま(国宝だったり重要文化財だったり) その一方で、しろうとが作ると5分と形状を維持できない。
主人公は大学出たての新人工芸士で、そういった工芸製品を作っている会社に入る。専門高校から7年ものあいだ修練しているが、それでも1週間しかもたせられない(どれだけ形状を維持できるかのチェッカーがあり、主人公の「水球晶」は市場に出す品質ではないと判定される)。会社の名工は100年、ベテランは70年、新人でも10年は期待されている?
それが、主人公はどうやっても一週間(よく入社できたな、というのはおいといて)。
では、主人公の無能力の解決策は? → 「はじめから1週間限定」
食品衛生管理資格を取って、ジュースを球体にする。砂糖菓子のジオラマにちりばめ、1週間の「消費期限」を設定し、ファミリー向けに。
しかしそこに立ちはだかるのは、社の名工でもある取締役…… なんだかビジネス成功番組みたいな……