だだもれ160
■地球と大樹と少女
■少女には地球の声が聞こえる(虫歯治療で歯の詰め物が鉱石ラジオのような働きをして周囲の電波を拾うとかそんな感じ←しかしこれ本当かね)。地球の自我発達は人類にあわせてのもので、年齢でいえば200歳ばかり。47億歳なら少女との交流もあっという間だろうが、そんなに精神年齢は高くなく、達観してもいないので、わりと同じレベル。
■少女より先に地球とコンタクトしていた大樹(実朝暗殺時に公暁が隠れていた大イチョウだったらドラマチックだがあれは倒れてしまった。まああんな感じで)。こっちの方がよほどおじいちゃんで、地球にいろいろ物事を教える。この木はどこかの歴史ある寺に生えていて、門前の小僧でインテリ化している。
■「星の声が聞こえるとかうっかり口走らないほうがいいと思う」