神とヒトに遺伝的な違いはあるだろうか(ここでいう神は「唯一神」ではない)。
ギリシャ神話的な感覚でいくと互換性はある。子供もつくれる。ということは、神との交雑は一種の特権になりうる。その社会では神の血をひくことが社会的に優位な条件となる。
地球文明が外宇宙に進出した世界観において、外星系でそうした「神とヒトとの世界」を発見した場合、地球文明はそれを容認するだろうか? たぶん神の遺伝子なしで能力を高める外付けのシステムを提供するだろう。
しかし「教育化」された現地の人間がそれで満足するかどうかは話は別。地球文明の干渉がかえって現地に混乱を引き起こす可能性はある。「神」の一族をとっ捕まえて無理やり子どもを生ませることで劣等感を解消させようなどと考えるものがいるかも。最終的に地球文明の干渉で神の力が相対的に弱まればあるいは。