「スーパーヒーロー」と簡単にいうが、やはりその魅力はヴィラン次第である。スーパーマンは超人すぎて敵がいないのがつらいところ。IQ200のレックス・ルーサー、ねえ。それに比べればバットマンはどうか。鍛えあげた人間にすぎないバットマンと、ちょっとどう考えても尋常じゃないヴィランというのは、けっこう釣り合いが取れている。
それでいくと、スーパーマンより一段二段おちるキャプテン・アメリカの敵が「アメリカ現代社会」というのはうまくしたものだ。あれはオリジナルシリーズじゃないのか。あ、でもそれを始めたのってやっぱりDCユニバースなんだろうか。ウォッチメンとダークナイトリターンズ?
乗り越えられそうで乗り越えられない少し乗り越えられる壁をどう定義するかが鍵だなあ、と。
メガマンとワイリーナンバーズというのもありだし、オートボッツとディセプティコンズに至っては完全に同格の人外。