インターンシップ、海外で経験を積みたい日本の若い人への利点は「雇用許可を取得しなくても海外で経験を積むことができる」という点です。ほとんどの国では、旅行者ビザで対価を得る活動をすることは禁じられています。旅行者ビザで働いたり、学生ビザで許可されている活動以外のことをしたら不法就労となり即強制送還です。
ところが、インターンシップの場合は無償労働なので、その問題がありません。雇用許可を得るのはどこの国でも大変なのですが、無償であれば許可なしでも働いて経験を積めるわけです。
ただし、国によっては、給料はでなくても、雇用に値する活動(毎日同じ時間に出勤、社員と同じ活動に取り組む)や、金銭は発生しないが何らかの対価を得た場合(例:宿舎や食事の提供)があった場合は「雇用」と見なされ、旅行者ビザで取り組んだ場合は不法就労になってしまう場合がありますから、事前にその国の移民局などで要件を十分確認してください 。
海外で仕事を探す【第5回】無料で働いて経験を買う|May_Roma|世界のどこでも生きられる|cakes(ケイクス) https://cakes.mu/posts/570