~新将命の今日の提言~
『初対面に無心で接する』(安岡正篤)
安岡正篤著『運命をつくる』に、人に嫌われないための5か条が紹介されている。その筆頭が、「初対面に無心で接する」ことである。
初対面で相手に与える印象がいかに大切かということである。たとえば、相手の肩書きや身分によって、接する態度が豹変する人がいる。けっして褒められたことではないが、人間はしょせん、感情の動物。無心というより有心であって当たり前である。それだけに、限りなく無心に近づく気持ちで初対面の人に接すべきだということには説得力がある。次に全項目を紹介する。
1、初対面に無心で接すること
2、批評癖を直し、悪口屋にならぬこと
3、努めて、人の美点・長所を見ること
4、世の中に隠れて案外善いことが行なわれているのに平生注意すること
5、好悪を問わず、人に誠を尽くすこと
(「新将命 キレる男の実践行動学365」より)