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niyata2807 黄昏の閃光のごとく 渚にて

  • 量と質と納期とプライス。

    仕事を受けるか?。どうかを考える上で
    私が重要視しているのが

    「量と質と納期とプライス(価格)」

    結局、この組み合わせなんだよなぁ。
    常に安値を求める先には、
    量と質と納期は、こちらの思うように出来るだけさせてもらう。
    (そこで、譲れない点の話合い。)

    納期を求める先には、
    質と量と価格をこちらから提案。

    量も質も残りの条件の組み合わせ。
    どれも求める先には、お断り。(笑

    私が思うに、ソニーやシャープ、パナソニックなどは
    どれも求めていたんじゃないかなぁ?。
    消費者は、全てを欲していると誤解していたんじゃないかなぁ?。
    それと
    質は、量が確保されて良くなるんであって、特注個別生産でない市場流通品
    で、質だけ求めていて(それも消費者が求める質でなく、企業の開発者や経営者の
    都合のいい質。)だけになったんだろうね。

    いろいろ韓国の財閥企業には思うことはあるけど
    彼らに学ぶ点もあって、
    量を確保しての質(昔の日本企業もそう。)への転換を優先していて
    ある意味、アメリカ軍の物量作戦を経済でやっている状態だ。
    (まっ。それで必ず勝つとは限らないよね。ベトナムに負けたり、アフガンでも
    撤退しているから)
    だから、真似することやトライアンドエラーの数にこだわりが一切ないよね。

    日本の大企業は、内部留保が潤沢にあったから全方位戦術だったんだろうねぇ。
    財閥での企業運営は
    責任の所在の明確な点
    リスクへの挑戦に総力で挑める点
    方針の大胆な変更が可能な点
    と
    変化と変動率が高い現代には向いている企業経営だと思う。
    (が、弊害も多々ある。国内的に市場占有が進み、階層化が進み、国の運営が
    財閥の意向に左右される点などがある。)

    戦略とは、何に集中するかを考え、それによってのリスク(弱くなる点)を覚悟して
    決めて進めることだと思う。
    弱さを知らないと集中することも出来ない。
    で、零細家内工業の私は、否応もなく弱い点を見つめないといけない。
    (人は、自分の弱さなんて、見たくないんだよねぇ。(笑 )

    そのうえで、4つの条件を推し量りながら工場を回している。

     
    06/01/12 niyata2807
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