ブロンプトンで飛行機輪行 (新人類世代のオヤジ日記) http://blueroad.sakura.ne.jp/entry/20110228.php
まずは手荷物カウンターに預ける時にちょっとしたコツがあります。これはネットで検索していて「なるほど」と唸ったアイデアですので、100%お勧めの方法です。荷物の補償額は一般的に15万円までとなっています。これよりも高額な品物を預ける場合は「自己申告」で“従価料金”を申し出ます。1万円毎に10円の支払いになりますので、品物の相場価格が17万円ならば20円支払います。私のブロンプトンはあれこれいじくってあるので、17万円は妥当なところですので「17万円ですのでプラス2万円でお願いします」と告げました。このたった20円で荷物の取り扱いが非常によくなります。丁寧に扱ってもらえるのは当然として、受け取りが“手渡し”となります。那覇空港ではさらに荷物を置く場合の向きなどもいろいろと確認されてシールをペタペタ貼ってくれました。国内便ならば、この方法を使えば自転車が壊れるということは殆どないでしょう。
今回の飛行機輪行で用意したものを並べてみました。バッグの底板も自作。「取扱注意」のシールを張り合わせて札を用意。荷造り用の頑丈なバンドを3本。そして肩に担いで運ぶために「ウエストポイント MIL-401 2WAYグリップ」。このグリップは大正解でした。重さを軽減してくれます。
ただでさえノーマル状態よりも重くなっているブロンプトンを大げさに梱包したことで総重量はなんと“14.8kg”になっていました。預けることができる手荷物の重量制限が“15kg”ですので、ギリギリセーフ。もともとコンパクトに畳めるブロンプトンですので、「3辺の長さの合計」については余裕でクリア。
ということで、ブロンプトンならば気楽に飛行機輪行ができるという実例でした。
なお、「飛行機輪行時のタイヤの空気」には都市伝説のように「空気を抜いておく」という話がありますが、高圧タイヤならば気圧の変化など誤差の範囲です。ヘタに空気を抜いて、現地で入れなおすというつまらない苦労をする必要はありません。(日常的に限界ギリギリまでパンパンに空気圧を高めている人の場合はしりません)