人々のための大学(ピープルズ・ユニバーシティ)とも呼ばれ、宗教、性別、人種、居住地に関係なく学問の門戸を開くために、1858年、通信教育課程を開設した。
この通信教育課程の発展形がインターナショナルプログラム(IP)である。今まででもっとも有名な卒業生は、元南アフリカ大統領の故ネルソン・マンデラであろう。彼は27年におよぶ獄中での生活の中で、ロンドン大学の通信教育学生として法律を勉強した。マンデラのほかにもノーベル賞受賞者や、各国の大臣や作家、研究者などを輩出している。
IPは個人でも受講できるし、世界各地の教育機関で履修することも可能である。このプログラムを日本の大学として初めて提供するのが、武蔵大学とロンドン大学のパラレル・ディグリー・プログラムである。
パラレル・ディグリー・プログラムでは、武蔵大学に入学した学生は、ロンドン大学の入学基準を満たした後、ロンドン大学の科目と武蔵大学の科目を武蔵大学において履修し、武蔵大学の学士(経済)と、ロンドン大学の経済経営学士号を取得する。
ここでいうロンドン大学の入学基準とは、英国の大学に進学するための英語の試験(IELTS)で5.5点(英検2級と準1級の中間程度のレベル)を取得することである。実際には、IPを学習するにはIELTSで6.5点が必要だが、武蔵大学ではIPの準備プログラム(IFP)から教えるため、IFPの入学基準である5.5点がロンドン大学の入学基準となっている。
留学せずロンドン大の学位 日本で世界標準の授業 武蔵大学経済学部長 黒坂佳央 :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGKKZO80051260S4A121C1CK8000/?n_cid=SPTMG002