Q.精霊ってなんなのさ?
A.原作で明示されている定義を述べると、善き心を持った人物のカーが修行によって具現した姿。カードの精霊とニアリーイコールで結ばれる。
古代エジプトでは、精霊と魔物を明確に区別していたが、成り立ちとしては、ほぼ同一の存在のように思われる。
本項では魔物からカードの精霊まで、段階的に精霊についての考察を行う。
◆考察
・魔物
└古代エジプトでは、悪しき心の象徴とされた。
人間が悪行に手を染めるのは心に住み着いた魔物が原因とされ、悪人の心から魔物を抜き出し石盤に封じ込めていた。
・精霊
└魔物とは反対に、善き心を持つ人間のカーを具現化した存在。かなりの修行を積んだ物や、ごく一部の才能ある人物のみが生み出せる模様。
古代編の精霊はここの意識を持たず、生み出した人間の意思に従う存在に見える。
一方で、マハードが死して精霊(カー)と意志(バー)を融合させ、パワーアップして戻ってきたことや、キサラが生来カーとバーが融合した精霊をその身に宿していたが、その精霊の力が新しい神と評されるほど強力だったことから、カーとバーの融合は精霊を極めて進化させると予測できる。
マナの精霊は最初からマナの意識が混ざっているようなので、ひょっとしたらマナは恐ろしく天才なのかもしれない。(マハードがマナが精霊を呼び出せることに驚いていたことから、ほぼ独学の可能性もある)
・カードの精霊
└古代の魔物や精霊とニアリーイコール。カードのモンスターはペガサスが古代の石盤からインスピレーションを得て描いたものとされているが、その源は信仰であると思われるため、人の心が生み出したものとも言える。
青眼初出やパンドラ戦のBMの様子から、カードの精霊はある程度の心を持っている模様。これは、カードの精霊が古代の精霊(カー)から一歩進化した、バーとの融合体であることを示す。
(加筆予定)