-
芸術はパターンの表出である。
突き詰めれば、あらゆるパターンを表現すれば、「芸術」は出尽くしたことになる。100人の音楽家が、苦心惨澹して一人100曲作ったという歴史があったとして、そこに価値を見出すのは人間の情緒。100人の音楽家が無限に近い有限のパターンの中から(人間の情緒が好む)10000パターンの曲調を拾い上げた、というとなんだかたいしたことがない。わずかばかりの数字だ。それはきっと、情緒を解さない機械にもできる。
-
『スターティアーズ』というコンシューマゲームの夢を見た。
あまりにも単純な名前なので、Googleで調べてみたらすでに使われていた。それはいい。問題は内容が思い出せないことだ。
なんか三国志の英雄がイケメンになってSF風の武器を持って宇宙で戦うとかそんなのだったような?
独創性のかけらもないな。
-
みんなが変態だと、それが「ふつう」になる。というわけで、いろんな変態がしのぎをけずる、いわゆる「普通の人」が少数派の世界。
本日の『STARDRIVER』を見ての着想。
世の中にどれほど変態がいるかはそのうち。
「スターソード」と聞くたびにロマンシング・サガを思い出す。「1000年後」の続きをそのうち書くかなあ。
-
「気圧の変化」を「気休めパンダ」と空耳。
気休めを言うパンダ。
-
SPの再放送を見ながらぼんやり。
ヒーローが一人だと、その家族を人質にしたりで脅迫される。じゃあたくさんいればいいのではないか。みんながヒーローとしての能力を持っていれば「人質」という概念もなくなる。まあそれだと犯罪者側もヒーロークラスになるんだけど。『キングダム・カム』か。
幼少児から社会の中に組み込まれたテロリストがいたらどうだろう。リルガミンに生まれたダバルプスのような感じ。でもその子供が、幼少時の体験によっては自分の立場に疑問を抱き(社会に「ほだされ」)、土壇場で宗旨替えするようなことはあるかも。しかもその子は家族なんか持ってないだろうから、「裏切り」に躊躇もないような気が。ということはこの手法には、行為者側に大きなリスクがある。なんとかそれを無理なく話に組み込めないものか。たとえば、全く取るに足らない、目立たない人生を送ってきた男が、実は55歳の時点で犯行を実行するようにあらかじめプログラムされているとか(そのための知識も技能も実生活では微塵も感じさせず)。
あと、SPでジェイソン・ボーンをなんとなく想起する。
-
妹にまとわりつく兄と、それを鬱陶しいと思う妹。未来からやってくる、兄の気をそらすための妹型ロボット。
ありがちか。
-
「剣と魔法と学園モノ」とか、先を越された感は多分にするが。
私立サムライ高校、とか。
亜久里農業高校、手久野工業高校(建築科併設)、真朱商業高校、とか。
サムライ高校だけが何の役にも立たない(ニンジャ科もあって、工業高校とかと単位交換しており、そっちのほうが手に職がつく?)という。侍と普通科(全日制)を重ねる(ということは夜間部をニンジャ科に?)
芸者高校とか言うのがあってもいいのだろうか。都立水商みたいな感じで?
士農工商のカリカチュア。
しかし被差別部落をどうする?
動かしやすい絵柄の女子キャラクターだけにしたほうがいいかも?
-
教会が支配しながら、聖書そのものが「不道徳」として禁書にされ、都合のよい部分だけつまみ食いされている世界。
教会をまた「協会」と誤字った。
-
宇宙人、地底人、未来人、異次元人など、いろんな侵略者が、地球を「自分のもの」だと主張して、人類よりも徹底的に大切にするコメディ
-
フランクランドとブリタニア ドーバー海峡を挟んで対峙する国。近年雪解け。ツールドフランクランドがブリタニアの首都にまでコースを伸ばしたり。
ドイツの名前をどうする。ゲルマニア?
ウェスタニア。ブリタニアから逃れた人々が「発見」した。ネイティブとは魔力やらなんやら対等なのでアメリカのようにはならない。
トルコ辺りは文明と宗教の交差路として、最も先進的で民主的な国家になる可能性あり。スペイン南部もイスラム(的文化)圏ということにしてよいかも。この世界でキリスト教とイスラム教は発達すまい。
中国はカン? シン? 日本はヤマト? タイクーンランド? まだ侍とか忍者がいる? 韓国朝鮮をどうする?
「魔女の宅急便」も男性に開かれてきたり。ほうきに乗ったボーイメッセンジャー。ほうき男子? ドラゴンは燃費が悪い……かも。
魔法は精霊への捧げ物を行うことで発動させる。まれに、精霊の力を無条件で使えるものがおり、それが魔術の「才能」と認識される。
精霊は偏在していると考えられているが、実際はそうでもない。なので、精霊のいないところでは使えない魔法もある。魔道士の能力によっては、遠く離れた場所にいる精霊の力を自分の眼前に発現させることができたり?
-
「もしや彼らは文明をリセットしたうえでの原始共産制を望んでいるのでは……」
-
渡り鳥がどこかから耐性ウイルスを運んできたという話を聞いて、自然界による「鳥類編隊を用いた生物化学兵器投下」などというようなことが頭にきざしたのは僕だけではないはずだ。
-
「日本列島」と言うが、ふだんは大きい島四つだけしか認識していない。しかし日本も群島といえば群島。もしこれらの島々をそのまま宇宙船に改造したら、旗艦の戦艦本州、空母九州、巡洋艦四国、補給艦北海道……
-
ねんどろいどが自立できてなさそうなのを見て、「じゃあ、杖を持ったキャラならいいんじゃないだろうか」などと思った。
杖……
女の子……
-
前回の、ロボットの話の続き。
帰宅したら、MXTVでフレッシュプリキュアを放送していたのでちょっと見てみた。作画がひどかった。繰り返すようだが、作画がひどかった。四人目のプリキュアが自分の分身みたいな影と戦うとかいう話で、犬と男の子が出てくる。
でまあそれはともかく、女の子向けのアニメヒロインが、男の子向けのアニメヒーロー(乗り込むロボット)より肉弾戦をしているのだ。変身バンクがあって、それをぼんやり見ながら「これはやっぱりロボット物の変形合体と被るな」と思った。セーラームーンもそうだったのだろうか(SFCで格闘アクションになってたな)。
「ロボットへの搭乗」が母胎回帰的なものだったとしたら? そういうテーマはエヴァンゲリオンで描かれたのか? つまりロボットに乗って戦うというのは、母に戦わせるということ? それで考えると、僕が操縦系のロボットものに興味がなく、アメコミヒーローの方に惹かれるのは、僕が子供のころ失ったものが父性であり、それを獲得したいから、ということかも?
ちなみにこの種の女児向けアニメでのスーパーヒロインの変身シーンはパワパフガールズZがいちばんだというのが妹の弁。
むかしスーパーヒロインに救われた男の子が成長して高校生くらいになったら担任がかつてのヒロインだった、というような話はどこかにあったっけ?
あと、「トリプルキッーク」とかやってたよ。アンパンマンか。
-
ゼーガペインに関するTogetterを見て、パワードスーツとしての巨大ロボットが作品に出てくる必然性。ゼーガペインの場合は身体性のない主人公が現実世界で活動するためのもの。それはそれで説得力があるといえばあるのだがでも、ちょっと大きすぎない?
転じて、マジンガーやゲッターあたりを祖とする乗り込み型巨大ロボットも基本は「人間の身体性の拡張」といえるのだろうが、「敵が大きいから」ってのは、なし。ウルトラマンを倒したゼットンを無能な科学特捜隊が倒したではないか。ということで「作品としてのハッタリ」をとりあえずさておき、なんであんなに大きくなるのか。100メートル級のスーパーロボットがいたな(そういえば、「リアルロボット」と対比される「スーパーロボット」という用語は、アメコミの「スーパーヒーロー」と同じ発想に基づくものなのか? トランスフォーマーはアメコミヒーローでありながらスーパーロボットでもある?)。単純に大きければ強いというのはちょっと。惑星が変形して人型になるユニクロンが、10メートルかそこらのガルバトロンを指でつまむというのはありえないと思うのだが。ピッコロもベジータも巨大化はすぐやめたではないか。
ところでマジンガーとゲッターの区別がつかない。いや、見た目にはつくけど。どっちかが永井豪なんだよね。でもどっちが先なんだっけ?
(Wikipediaに寄り道中)
どっちも永井豪だった。マジンガーが先で、ゲッターは変形・合体ロボの走り、と。
で、まあ、なんでロボットは大きくなったのか。機能を拡張したいと思いつつ技術が伴わなくてだんだん大きくなってしまうから? 恐竜かよ。まあ、鉄人は戦後まもなくで技術もなく小さくできなかったとかそんな感じがする。物資があったのは驚きだが(ということは、28号FXはもっと小さく、それでいて強くあるべきではなかったか)。
そもそも日本人は小さくまとめ上げるのが好きとかいわれているんじゃなかったっけ。
うーん。小さい乗り込み型ロボット……ボトムズとかガサラキとか? ありゃ戦車ものの変奏で、ロボットという感じは……。
いやでもむしろ「乗り込み型ロボット」として優れているのは、乗り込まないで体に装着するような(矛盾)パワードスーツで、それって仮面ライダー? 宇宙刑事? 戦隊ヒーロー?
さらにいえば、究極は「装着」しないでも強くなれればいいわけで。
理力とか。魔法とか。
A.C.クラークの第三法則か。
しかしこうなるともはやロボットものではない。
-
人間の寿命に合わせた犬猫、というのが出てくるかもしれない。
2010年9月20日付け朝日新聞朝刊の投書欄、小学生だった娘のウォーキングダイエットのお供にやってきた犬が亡くなった、というような話を読んでの着想。
-
チームスポーツで審判出身の監督とか、あるいはまったくしろうとの監督とか。
現役選手は反発する。
で、展開としては二パターン。
1:実は現役選手たちより優れた選手である。
2:技能はまるでないが、的確すぎる指示を出す(ちょうど孔明が劉備に仕え始めたころのような?)。
元審判で、さらに以前は選手を志していたというのもありかも。
2010年9月20日付け朝日新聞朝刊、先のワールドカップでブラジル-オランダ戦などの主審を務めた人の話を読んでの着想。
-
ミルの著作の擬人化
On Liberty
⇒天秤を持った女神
The Subjection of Women
⇒三階級の女性、すなわち貴族(剣士)、学者(僧侶)、記者
記者? カメラマン?
-
「スーパーヒーロー」と簡単にいうが、やはりその魅力はヴィラン次第である。スーパーマンは超人すぎて敵がいないのがつらいところ。IQ200のレックス・ルーサー、ねえ。それに比べればバットマンはどうか。鍛えあげた人間にすぎないバットマンと、ちょっとどう考えても尋常じゃないヴィランというのは、けっこう釣り合いが取れている。
それでいくと、スーパーマンより一段二段おちるキャプテン・アメリカの敵が「アメリカ現代社会」というのはうまくしたものだ。あれはオリジナルシリーズじゃないのか。あ、でもそれを始めたのってやっぱりDCユニバースなんだろうか。ウォッチメンとダークナイトリターンズ?
乗り越えられそうで乗り越えられない少し乗り越えられる壁をどう定義するかが鍵だなあ、と。
メガマンとワイリーナンバーズというのもありだし、オートボッツとディセプティコンズに至っては完全に同格の人外。