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だだもれ110 完全なる断片
その1:5人の妻がいる社長と、その若い執事。雇い人を「クビにして」という妻の一人。そういうシチュエーションがどこかにあったような、読んだのか観たのか、それとも夢か。
その2:こんなわかりやすい悪役はいないだろう。おそらく、自分が「わかりやすい悪役」に仕立て上げられて「え? え?」と鳴っているうちに排除されてしまうような?
その3:少女ガールズ達 なんだそれは
その4:ほうそうぶ mousoubu
その5:モデルに「この写真集はあなたの完全な同意に基づいて作られたでしょうか。そしてあなたはいま現在この写真集が性的に消費されることについて同意するでしょうか」というようなことを聞かないかぎり、一方的性的搾取として
その6:少女とパートナー(性的な意味ではない)になることを無理やり決められ、その少女にキモがられる少年
その7:マイジーノジョリティ
その8:神「たまに奇跡を見せないと、人間は信心を忘れる」
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だだもれ109
「なにをやっても死なない」設定が多すぎる。
というわけで、「何をしてもすぐ死ぬ設定」の生き物を扱う物語。
たとえば、友好的な宇宙人がやってくるが、触れると死ぬ。声をかけると死ぬ。見ただけで死ぬ。そういう生物とどういうコミュニケーションを取るか?
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だだもれ108
兄弟姉妹、兄ケイ、弟テイ、妹マイ、姉は?
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だだもれ107
http://www.j-tokkyo.com/2011/02/15/33476.html
からの着想。
新海誠のアニメで、「旧来的な新聞の掲載写真部分が映像になっている」というような描写があった。このデジタルしおりといい、20世紀以前メディアである本や新聞が未来永劫この形であるというような考え方は、SF創作の未来予想としてはちょっと問題がある思うが、それを踏まえたたうえでこういうガジェットを登場させてみるというのは面白い。もちろん原始時代に新聞や本はなかったので、これらのアナログデバイスメディアが「(電子メディアと違って)人間にぴったり適合する
」というような考え方は幻想に過ぎないが、「そういう考え方を持つ古臭い人間と、それに迎合する商売」というような描写はできる。
それを批判的に、あるいはある種の共感をもって見つめる創作者と鑑賞者の共犯関係というか。
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だだもれ106
SFを書くということは、未来を目撃したものがそれを報告するということ。つまり報告者の限界というものがある。江戸時代の人が現代を見て、ちゃんと江戸時代の同時代人に「未来」を伝えられるか? 一回の、そのときの報告では伝えきれないことは出てくる。報告のアップデートはありうる(商業作家だと、一作品を何度も書きなおしている暇があるなら新作を書いたほうが経済利益になるだろうが、アマチュアのSF作家なら?)。
また「似た世界」を見るということもあるだろう。近似並行世界。例えば、僕の見た未来の世界、技術、人物を、他の誰かが「見た」と主張しても、僕は別に驚かない……。人によっては、「パクリ」とか「二次創作」とか言うかもしれないけど。
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だだもれ105
OSというものはなく、AS(アンビエントシステム)というものが人間用の環境すべてを司る。人間それ自体シンクライアント化して……
そうなると、なにが「人間」なのかわからない……
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だだもれ104
BattleTracksとかいう、バトルBGMだけのサントラがあるように、戦闘シーン「だけ」の連作短篇集(ある意味リルガミン冒険奇譚みたいな感じ?)例によってクロスオーバー的に、SFだったりファンタジーだったりないろんな戦士が戦ったり戦わなかったり。ある程度キャラクターの設定が固まってきたら、日常編をスピンオフ的に。
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だだもれ103
寿命の半分しか生きられないが、一日を倍速で活動できるようになるとしたら、どうする?
で、50年の人生。
それでもし、49年11ヶ月後に、すごく好きな作品シリーズが始まったら、どうする?
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だだもれ102
「ヒーローは迷わない」が口癖のスーパーヒーロー。即断即決でひどい目にあってばかり。とにかくどんどん不幸になっていく。ただし読んでいて暗くならない話に(逆に、思いっきり暗い話にするのも?)。
……忍たま乱太郎に「決断力のある方向音痴」ってのがいたな。
思えば、こうやって思いつくアイディアなど、すでにどこかで誰かに考えられていたり、もっと悪ければ、どこかで読んだものを自分の独創みたいに思ったり……着想だけで勝負するのは(時代が下れば下るほど、過去、現在にライバルが増えて)危険がともなう。味付も大事だ。その味付が、当世風を意識するか、はたまた未来にも通じるふうになるかはまた別の話。
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だだもれ101
ダースベーダーのコスプレをするとフォースが使えるようになるレイヤーというのはどうだ。ありがちか。コスチュームで強くなるってのは。
顔を隠さないと強くなれない……というのもあるか。
コスプレして街中を歩くのは難しいので、そういうイベントがあるときだけ(衣装を着て強くなる)ヒーローが出現する、というのは……?
うーん。
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「Appleのブランド戦略」という話を聞いて思う。「じゃ、エルメスかルイ・ヴィトンがPCをつくりはじめたら……」ブランドのバッグを持ついいわけのひとつとしてあるのが「しっかり作ってあるから、高くても結局は長持ち」(でも買い換えたりする)。そういうPC。で、海賊版とかが出てくる、と。
異化効果を狙い、実在のブランドの名前をぜんぜん別のものに使うのは面白い。読売自動車なんてどうだ。どうだってことはないか。ただ、ブランド側からは文句が来るだろう……。「エアフォースワン」とかは遠慮なく使えるので、そういうのをどんどん探すといいんではないか?
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ドラゴンが運送業をやると、DragonExpress……略称はDEX?(フェデラルエクスプレスみたいな感じで)。
「ドラゴン急便」というのはちょっと。
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洗濯中、ボロくなったタオルを見て連想。もし物の寿命が目に見えたら。(人の寿命が見えるというような物語設定はあったような気がする)
Sa・Gaの武器使用回数のような? 「この衣類はあと○○回洗濯すると繊維が負担に耐え切れなくなり穴が開きます」とか。どういうテクノロジーによってそれは実現できるか。もちろん、その「残り回数」より早くだめになることはありうる。茶碗割るとか。
あと、そうした「耐用能力」の可視化を生産者による「保証」と結びつけると、利用者のモラルハザードを引き起こすような気もする。
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ジャビット君イケメン化、という話を聞いて、それを前提にピーポくんを見かけて連想。
これもイケメン化したら……というか、各地各所のゆるキャラ・マスコットキャラがイケメン化したら……
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「終わり」とはなにか。
それをいうなら「『始まり』とはなにか」、とも言えるが……
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ある人間がどういう流派に(意識していなくても)属しているか、というキャラクター属性。親の職業や交友関係も、まちがいなく個人に影響を与えるだろうし。
例えば僕の場合、僕自身とはぜんぜんまったく縁のなさげな中央公論からも(父と、その師匠筋を通じてから)影響があるように思う。読売傘下になった今の中央公論新社の人が覚えていない(知らない)ような「中央公論的なもの」のエッセンスを、ひょっとしたら僕が無意識のうちに継承しているのでは……てなことを思ったり。いやまあそれは言いすぎだろうけど。(コーデリア・グレイとバーニィ・プライドとダルグリッシュの関係?みたいなものを意識している?)
「目に見えないソーシャルサークル」が社会の中にいくつもあり、「個人」はそこにどっぷり浸かってたり片足だけ突っ込んでたりで、その経験ないし認識が、その人の人格を形成している。つまり僕は「改造」サークルとは縁がないが、「中央公論」サークルに触れた(というほども触れてないけど)ことがある「キャラクター」である、と(で、中央公論新社からは忘れ去られようとしている何かを受け継いでいるかもしれない、と)。これを換骨奪胎すると「ある流派があって、それはいちおう存続しているんだけど、始まったころとはまったく異質なものになってしまい、ぜんぜん関係ないところにいた人間がその流派を正しく伝承している」というような(「正しく」というのは言葉のあやで、今の中央公論が間違ってるとかそういうことを言っているわけではもちろんない)。僕自身は別に中央公論になんの思い入れがあるわけでなく(あたりまえ)、そして中央公論も保守化して久しいわけで、しかも世間が思う「中央公論」のイメージも変質していくだろうしそれが当然だし、ちょっとこの例えはいまいちだったような気がするがまあいい。学習院とかもそうだなあ……
書きだしてみると――こういうシチュエーションは物語とかではけっこう多いか。なにも「流派」でなくてもよい。何らかの特徴が、先代・先々代の直系ではなく、思いもしないところから表出するという意外性。権力闘争とお家騒動で騒々しい王国で、死んだ祖父王の後釜をめぐる争いの中、通りすがった旅人が祖父王の癖を受け継いでいるとか。……いや、やっぱりありがちだ。
ただ、「そのものにどっぷり浸かっている人間には見えなくなるもの」というのはあるように思うし、それを指摘する第三者というのは実際ありうる。うーん、もうちょっとスマートにまとめてなんかに使えるような……
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イラスト1枚と超短編小説のパッケージ。500~2000字くらい。出先で、スマートフォンなどの小型携帯メディアで読むのに最適化する。
僕の持ちネタで言うと、たとえば「女性と変な生き物のコンビ」をシリーズ化するとか。長編をぶつ切りにして読むのに抵抗のある人向け? あるいは、新聞の連載小説みたいなのを、もうちょっと一話完結状態に近い連作短編かオムニバス短編かに……
「とくまでやる」とかあったな。清流院なんとかって人だっけ。いや、清涼院流水だった。Google日本語入力便利。
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NHK BS-1で今日放送のABCナイトライン(アメリカ時間1/27付)からの着想
今アメリカでもっとも人気というコメディアンは腹話術師。イギリス風の差別的ネタが多め?で白人保守層に人気らしい。
もしこの人が政治を志したら、腹話術人形を片手に遊説したりするだろうか……というようなことを。
赤ずきんチャチャにセラヴィ先生というのがいたけど。
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少年革命はてな
出オチ……(そもそもウテナを知らない)
長老が犬とか
http://d.hatena.ne.jp/ISLECAPE/20100604/hatena この一連の流れ?
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連続通り魔殺人、と見せかけて目的のものを殺す
というABC殺人みたいなパターン
そこに組織犯罪が絡んできたら? 個人でやるとアリバイとか作るの大変だが、